わが国経済の自立を達成し,国民の生活水準を高めるためには,産業の生産性を向上させることが喫緊の要務である。
   かかる見地から企図される生産性向上運動は,全国民の深い理解と支持のもとに,国民運動として展開しなければならない。よって,この運動の基本的な考え方を次のとおり了解する。
1.生産性の向上は,究極において雇用を増大するものであるが,過渡的な過剰人員に対しては,国民経済的観点に立って能う限り配置転換その他により,失業を防止するよう官民協力して適切な措置を講ずるものとする。
2.生産性向上のための具体的な方式については,各企業の実情に即し,労使が協力してこれを研究し,協議するものとする。
3.生産性向上の諸成果は,経営者,労働者および消費者に,国民経済の実情に応じて公正に分配されるものとする。
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