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トップページ > 生産性新聞 > 中小企業の商売繁盛のツボ > 経営チェック ステップ1 組織が目指す姿


あなたの会社の経営チェック ステップ1「組織が目指す姿」
2007年9月15日号

   これまでの連載において、商売繁盛経営の具体的な取り組みを見てきました。この連載を通じて、商売繁盛に向けた経営の参考にしていただくため、今回からは、商売繁盛経営を実践する上で欠かせない大切なことだけれども、つい見落としてしまいがちなことや曖昧にしてしまっていることに目を向けていただくことを目的に、「あなたの会社の経営チェック」を行っていきたいと思います。

   このチェックは、経営に焦点を当てているため、経営者や経営幹部と呼ばれる方々を対象としていますが、事業部門や部署のマネジメントの担当者の方、現場第一線で仕事をしている方も、是非チャレンジしてみてください。

   それは、筆者自身も会社員時代に痛感したことですが、ある日突然、経営のスキルが身につくわけでも、経営ができるようになるわけでもありません。こうした経営に関する要諦となることを理解し、現場で担当業務に当たりながらも常に経営的な視点で物事を見ながら行動していくことが、経営力を高める最も効果的なやり方だと思うからです。

   今回のチェックは、いくつもの質問にイエス、ノーで答え、「イエスの合計が10個以上なら、良い経営をしているなどといった類のものではありません。例えば、「あなたの会社の設立時の目的や社会に提供しようと考えた価値はどのようなものでしたか?」といった質問に対して、その答えを別紙に書き出していただくものです。

   こうすることで、各質問が意図する経営の要諦に対して、そもそもそういったことを認識し、深く考えているのかも明らかにすることができます。「質問が難しい・・・」、「どう答えたらいいのかわからない・・・」ことを気にするのではなく、認識していなかったこと、考えてもみなかったことに目を向けて、考えていただければ結構です。

   つまり、それぞれの質問に対して、数多く、また深く答えることができるほど、良い経営をしていると言うことができます。なお、今回の質問は、経営品質向上プログラムの「日本経営品質賞アセスメントガイドブック」からの抜粋で、本連載のために筆者がアレンジしたものです。ガイドブックをお持ちの方は詳しくはガイドブックを参照していただくか、ガイドブックをお持ちでない方は「経営品質協議会」ホームページhttp://www.jqac.com/から購入していただくことも可能です。

組織が目指す姿に関する質問

Q1 あなたの会社の設立時の目的や社会に提供しようと考えた価値はどのようなものでしたか?

Q2 あなたの会社の設立からの変遷はどのようなものでしたか?

Q3 現在に至るまであなたの組織の経営に大きな影響を与えた出来事にはどのようなものがありましたか?

Q4 こうした変遷を経て、あなたの組織で育まれてきた組織経営の根幹となる考えはどのようなものでしょうか?

Q5 この根幹となる考えに基づいて、あなたの組織の理想とする姿とは、「顧客本位」、組織の「独自能力」、「社員重視」、「社会との調和」といった視点にも照らしてみて、どのようなものを目指そうとしていますか?


【筆者略歴】
Performance Excellence Associates
(パフォーマンス エクセレンス アソシエイツ)
代表 坂本 崇氏

業績向上コンサルタント。
問題解決やコーチングのような思考とコミュニケーションの各種スキルを活用して、外資系大手コンサルティングファームから中小企業や行政組織まで、ビジネス能力の向上を経営力アップに無理なくつなげ組織の業績向上を実現している。

ホームページ  http://www.e-management.jp/

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