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2022年度第3回生産性シンポジウム「生産性向上にジョブ型人事制度は寄与するか~企業競争力の源泉である人的資本経営につながる人事制度への模索」(オンライン・無料)

2022年10月19日

日本生産性本部は「生産性」を軸に、経済社会の様々な分野について積極的に問題提起、世論喚起を行うことを目的に、経済界、労働界、学識者など各界の方々が議論・発信する「生産性シンポジウム」を開催しております。

2022年度は、激動する国際情勢の下、世界や日本で顕在化する諸課題に関して様々なテーマを取り上げ、多彩な講演者を迎えてのオンラインでの開催を予定しています。

第3回は、「生産性向上にジョブ型人事制度は寄与するか~企業競争力の源泉である人的資本経営につながる人事制度への模索」をテーマに11月16日(水)にオンラインで開催いたします。

開催概要

  1. 【日時】   2022年11月16日(水)14:00~15:30
  2. 【開催形式】 オンライン
  3. 【参加費】  無料
  4. 【申込締切】 2022年11月14日(月)※申込受付は終了しました。

プログラム内容

2000年代初頭以降、日本企業の人事制度は仕事や役割に基づく成果を評価して処遇する方向へと舵をきってきました。しかし、残念ながら、労働生産性の国際比較データが示すように、日本の労働生産性は長期間にわたり主要先進国より低い状況にあります。

また、従業員から企業への愛着や思い入れなど、従業員と会社の間の信頼関係を示すエンゲージメントスコアも日本は国際的に見て最下位に近い状態にあります。

こうした中、政府は「新しい資本主義」にかかわる総合経済対策の一つとして、日本で長年続いてきた年功制の雇用形態からの移行を図り、職務を明確にして専門性や能力を重視する「ジョブ型」雇用や仕事内容で賃金が決まる「職務給」の採用を促すとしています。

本講演では、ジョブ型雇用・人事が日本企業の生産性向上や従業員のエンゲージメントを高めることに寄与するためにはどのような仕組みや運用が必要となるのか、考えていきます。

14:00~15:15
生産性向上にジョブ型人事制度は寄与するか~企業競争力の源泉である人的資本経営につながる人事制度への模索
 1. 2000年以降の日本企業の人事制度改革
 2. 「ジョブ」 型雇用・人事とは何か?
 3. 「場」の復権と「知」の探索がカギ
 4. 人的資本経営に寄与する人事制度の構築に向けて
15:15~15:30
質疑応答

登壇者

東狐貴一 公益財団法人日本生産性本部 主任経営コンサルタント

1987年、日本生産性本部入職。労使関係白書、生産性統計など担当後、雇用システム研究センターにて、企業・大学・自治体等への人事処遇制度の構築、導入支援、評価者訓練・目標設定研修講師を約20年従事。また、「日本的人事制度の変容に関する調査」を1997年から2019年まで16回担当。主な著書・論文は「データで見る人事のこれから」(産労総合研究所『人事実務』1年間連載)、「改訂増補版 健全な学校経営に向けた教職員評価・賃金制度の構築実務」(生産性労働情報センター)等。2022年4月より現職。

視聴にあたって

        • インターネットを使ったWEBライブ配信(一方向のストリーミング配信)を予定しております。
        • パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれでも視聴できます。
        • ライブ配信当日の視聴に必要なURL、ログイン方法については、配信の1週間前を目途に、ご登録の電子メールアドレスにお送りします。
        • お申し込み前に、事前に視聴テストサイトで、映像・音声が再生されるかをご確認ください(ID・PWは livetest55)。
        • 推奨環境は、こちらをご覧ください。
        • 1つのIDで1名様の参加をお願いしております。複数人での参加はできません。
お問い合わせ先

公益財団法人 日本生産性本部  「生産性シンポジウム」事務局

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