FAQ
日本生産性本部ビジネス・キャリア検定認定講座の概要を教えてください
日本生産性本部は、1994年(平成6年)のビジネス・キャリア制度創設以降、1995年(平成7年)より認定教育機関として認定講座を開発・実施しています。
2007年(平成19年)からのビジネス・キャリア制度改正による公的資格化に伴い、検定試験の34試験区分(8分野の2・3級) に完全対応する、認定通信講座33コースを実施しています(一部のコースは2試験区分兼用)。
3級コースは受講期間4ヵ月(在籍期間8ヵ月)・課題4回、 2級コースは受講期間5ヵ月(在籍期間10ヵ月)・課題5回です。
日本生産性本部ビジネス・キャリア検定認定講座の特徴は?
ご都合に合わせて受講できる、ニーズの高い通信コースです。ビジネス・キャリア検定試験2級・3級の試験単位に対応するすべてのコースを用意しています。
各コースとも教材は、中央職業能力開発協会が発行する標準テキストと日本生産性本部が開発・製作する課題冊子から構成されています。
- 標準テキストの監修者・執筆者をはじめ、各分野のスペシャリストによるカリキュラム構成・指導を行っています。
- 各回課題の採点結果とともにお送りする解答・解説は、標準テキストの内容の理解を深めるほか、テキスト内容を補足し、発展的な学習をサポートします。また、付属の専用質問票により、学習内容についての疑問を承ります。
- 全コース「ビジネス・キャリア検定試験過去問題(抜粋版/解答・解説付)」の付録つきです。
コースの修了基準を教えてください
在籍期間内にすべての課題を提出し、各回60点(論述・記述式課題はB評価)以上を取得すればコース修了となります。 修了者には修了証を発行します。
万一、修了基準に満たない場合でも、在籍期間内に課題を再提出していただければ、修了基準に到達するまでフォローします。
2級は3級に合格もしくは修了した後に受験・受講ができるのでしょうか?
検定試験・認定講座ともに2級からでも受験・受講が可能です。実務経験や知識などに応じてご活用いただけます。
ビジネス・キャリア検定制度はどのように活用されていますか?
ビジネス・キャリア検定試験および認定講座は、企業などでは能力開発制度や昇格要件などの人材マネジメントに、 個人レベルでは自己啓発などキャリア開発ツールに活用されています。
企業・組織での活用方法
- 人材育成
- ビジネス・パーソンの事務系職種をレベルに応じて広くカバーしていますので、認定講座による学習は各種研修制度や自己啓発制度などにおける能力開発ツールとして、またOJTの補完ツールや集合研修の事前学習としても最適です。さらに検定試験を受けることによって、学習成果を公的・客観的に証明することもできます。
- 人事評価・人材活用
- 従来、評価方法が技術・技能系と比べてあいまいであった事務系職種の評価制度(昇格要件や人事ポイント) などにおいて、ビジネス・キャリア検定制度を導入する企業が増えています。本制度は、国が整備する「職業能力評価基準」(ナショナル・スタンダード)に準拠しているため、公正公平・客観的な基準となり、人事評価や昇格要件、配置転換など、人事制度において有効にご活用いただけます。
検定試験と認定講座の併用・活用は、担当職務の実務遂行能力の向上や評価に役立つとともに、公的資格が取得できることで学習モチベーションも高めることができます。
個人の活用方法
検定試験に合格すると、公的資格が得られるとともに「スペシャリスト」の称号が付与されます。また認定講座は担当する職種、希望する職種のナショナル・スタンダードに基づく専門知識を修得するための、キャリア開発ツールとしてご利用いただけます。