日本の労働生産性の動向
日本の労働生産性の動向は、日本の生産性の現状や動向について、各種のデータを利用しながら概説したものです。
- ※2015年度まであわせて公表していた「労働生産性の国際比較」については、2016年度から別のレポートとして公表しています。
最新
調査研究・提言活動 資料ダウンロード
概要
- 1.2024年度の日本の時間当たり名目労働生産性は5,543円、1994年度以降で最も高い水準に。 実質(時間当たり)労働生産性上昇率は前年度比+0.2%で、4年連続のプラス。
- 2024年度の日本の時間当たり名目労働生産性(就業1時間当たり付加価値額)は5,543円。現行基準のGDPをもとに計算できる1994年度以降で最も高くなっている。物価上昇を織り込んだ時間当たり実質労働生産性上昇率(前年度比+0.2%)も、4年連続で上昇率がプラスとなっている。
- 四半期ベースでみると、2024年1~3月期から2025年4~6月期まで6四半期連続でプラスが続いている。当該期間の上昇率平均は+0.5%にとどまるが、2016年10~12月期から2017年10~12月期までの5四半期連続を更新し、2000年以降で最も長い生産性上昇局面になっている。
- 2.2024年度の日本の一人当たり名目労働生産性(就業者一人当たり付加価値額)は907万円。 実質(一人当たり)労働生産性上昇率は前年度比+0.2%。
- 2024年度の日本の一人当たり名目労働生産性は907万円。
- 実質ベースの一人当たり労働生産性上昇率は前年度比+0.2%(2024年度)。4年連続でプラスとなったが、2023年度(+0.1%)に続いて0%近傍で推移している。