岐阜で公的支援の専門家として産業経済振興に従事し、国が推進する地方創生に関わってきた著者の経験から、保有する経営資源が少ない中小企業の経営者が、別段イノベーションの知識を習得していなくても、小さいながらも小さいなりにイノベーション創出を実現することができるのか、イノベーションの創出に取り組む事例を紹介。

また、大企業も中小企業もイノベーションの創出に腐心している現状を鑑み、「解決すべき根源的な課題」「人と組織に関わる潜在的な思考の隘路（見えない壁）」について言及していきます。

プロローグ　なぜ、あの事業がうまくイノベーションを起こせるのか
第1章　小さく始めるイノベーション
第2章　「摩擦」「軋轢」といかに向き合うのか
第3章　飲食業のイノベーション
第4章　小売業のイノベーション
第5章　卸売業のイノベーション
第6章　製造業のイノベーション
第7章　地方創生のイノベーション
エピローグ　地方の「若い担い手の育成」が活力ある場をつくる