加納 良一
日本生産性本部 主席経営コンサルタント

 

資格

学術博士(Ph.D.)、経営学修士(MBA)

経歴

慶応義塾大学 経済学部卒業、慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了 経営学修士
素材メーカーにて、新規事業の企画・マーケティングなどに従事。
日本生産性本部経営コンサルタント養成講座を修了、本部経営コンサルタントとして、各種事業体の診断指導、人材育成の任にあたる。
(1963年生)

メッセージ

「事業そのものを見つめて、経営者と共に心の汗をかき、成果の実現に責任を持つ」
企業のサバイバル実現に向けた経営コンサルティングの姿勢・考え方を、一文にまとめてみたものである。以下、この一文を説明していきたい。

「事業そのものを見つめて」
企業には様々な利害関係者が存在する。株主、従業員、経営者、金融機関、取引先等々。我々が経営コンサルティングを実施するにあたり、何れかの利害関係者の立場に偏ることはない。たとえ契約先であってもである。何故ならば企業の営む事業そのものを、如何にして存続・強化・成長させるかが我々の使命と考えるからである。事業を中心においた公正・中立なコンサルティング姿勢が基本にあると考える。また我々は、事業そのものの存続・強化・成長に向けた固有の方向の創出と、それを実現する組織マネジメント力の改善・改革に経営コンサルティングの焦点をあてている。マーケティング、生産革新、人材マネジメント、業務革新など、改善・改革のための個別コンサルティングも確かに重要であるが、中堅中小企業のサバイバルを経営コンサルティングのテーマとする我々にとって、生き残れる道筋を描き、それを実行する組織作りを強力にサポートすることが使命と考える。

「経営者と共に心の汗をかく」
中堅中小企業の多くの場合、事業の改善・改革の核となりサバイバルを先導する主人公は経営者である。その経営者の真の相談相手となり、場合によっては厳しいコーチ役となることを我々は目指している。また、経営責任を持つ経営者と同じ目線に立ち、改善・改革に伴う経営者の心の苦労を共有し、サバイバルに向かう経営者を勇気付けることが我々の役割であると考える。

「成果の実現に責任を持つ」
我々が経営責任を問われることは基本的にない。しかしながら、サバイバルに向けた成果の実現に対し、最後まで責任を持つ姿勢を貫き、心血を注ぎ尽くすことが大切と考える。業績の改善、事業の競争力強化、マネジメント力の向上など、サバイバルを実現する良いサイクルが回るまで、我々は責任を持たなくてはならないと考える。

主な実績

著書

記事

生産性新聞「変革の現場2017:JAしまね」(2017年9月25日号)

コンサルティング

  • 営業部門改革コンサルティング(薬品製造)
  • 関連会社3社統合、新人事制度構築、本部業務効率化(地方銀行)
  • 中期経営計画策定・人事制度改定(ドラッグストア)
  • グループ経営戦略・中期経営計画の策定(流通向けアウトソーシング)
  • グループ経営管理体制の構築(造船・重機)
  • グループ経営マネジメントシステムの構築・運営支援(広告代理店)
  • 事業デューデリジェンス、再生計画策定(印刷)
  • 事業デューデリジェンス・経営再生計画策定(大型書店チェーン)
  • 経営総合診断・営業戦略策定支援(食品専門商社)
  • 経営総合診断・全社業績改善コンサルティング(食品メーカー)
  • 経営総合診断・全社業績改善コンサルティング(菓子メーカー)
  • 経営総合診断・再生計画策定(子供服小売チェーン)
  • 経営総合診断・事業所統廃合・車輛稼働率の向上(陸運)
  • 営業体制強化など経営改善計画策定(電子部品メーカー)
  • 不採算店舗対策・業績改善支援(食品スーパー)
  • 新高校構想策定支援(学校法人)
  • 次世代経営幹部支援(学校法人)

人材育成

  • 経営幹部向けアクションラーニング(電子部品メーカー)
  • 経営幹部向けアクションラーニング(情報サービス)
  • 営業マネージャー向けアクションラーニング(非鉄金属)

その他

after/withコロナ:今後の経営を考える「この難局を、経営改革の好機に」