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2024年度 第1回生産性シンポジウム「サーキュラーエコノミーを創る」(無料・オンライン)

2024年4月1日

日本生産性本部は「生産性」を軸に、経済社会の様々な分野について積極的に問題提起、世論喚起を行うことを目的に、経済界、労働界、学識者など各界の方々が議論・発信する「生産性シンポジウム」を開催しています。
2024年度も引き続き、激動する国際情勢の下、世界や日本で顕在化する諸課題に関して様々なテーマを取り上げ、多彩な講演者を迎えてオンライン開催を連続開催を予定しています。
第1回は、「サーキュラーエコノミーを創る」をテーマに4月22日(月)にオンラインで開催いたします。

開催概要

  1. 【日時】   2024年4月22日(月) 15:00~17:30
  2. 【開催形式】 オンライン
  3. 【参加費】  無料
  4. 【申込締切】 2024年4月19日(金) ※申込受付は終了しました。

プログラム内容

地球の限界を超えた経済活動は、天然資源の枯渇、気候変動、生物多様性の損失などを招き、人類の持続可能性を脅かしています。そこで求められるのが「線形経済」から「循環経済(サーキュラーエコノミー)」への転換と、資源生産性の向上です。
加速するサーキュラーエコノミーに対し、日本の特徴を活かしてどのように対応するべきか。サーキュラーエコノミーへの考え方や課題を議論し、先進的に取り組む事例紹介の場としてシンポジウムを開催いたします。

  • 日本生産性本部は、“Productivity for SDGs” を掲げ、未来への責任を果たすべく、環境と調和し持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。
15:00~15:45
基調報告①「欧州のサーキュラーエコノミーの最新動向」
 日本生産性本部 エコ・マネジメント・センター長 喜多川和典
基調報告②「サーキュラーエコノミー加速に向けた取り組み」 
 経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課長 田中 将吾 氏
15:50~17:30
パネルディスカッション「ビジネスと地域の力でサーキュラーエコノミーを創る」
 <パネリスト> CLOMA 会長(花王 特別顧問) 澤田 道隆 氏
          JEPLAN 代表取締役執行役員社長 髙尾 正樹 氏
          川崎市 臨海部国際戦略本部本部長 玉井 一彦 氏
          経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課長 田中 将吾 氏
          NPO法人 産学連携推進機構理事長 妹尾 堅一郎 氏 
 <コーディネーター>日本生産性本部 SDGs推進室長 清水 きよみ

登壇者

喜多川 和典 日本生産性本部 エコ・マネジメント・センター長

およそ30年にわたり、行政・企業の環境に関わるリサーチ及びコンサルティングにあたる。上智大非常勤講師、経済産業省循環経済ビジョン研究会委員(平成30年度~令和元年度)、NEDO技術委員、ISO TC323 Circular Economy 国内委員会委員。おもな著書に、「サーキュラーエコノミー 循環経済がビジネスを変える」勁草書房、「プラスチックの環境対応技術」情報機構、「材料の再資源化技術事典」日本工業出版などがある。

田中 将吾 経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課長

2001年 東京大学経済学部卒、経済産業省入省
2008年 ロンドン大学(UCL)留学(MSc Public Policy)
2010年 経済産業省 経済産業政策局 調査課 課長補佐(計量担当)
その後、商務情報政策局 情報通信機器課、経済産業政策局 産業再生課、大臣官房 会計課等を経て、2017年、資源エネルギー庁 長官官房 総務課 調査広報室長・需給調整室長(兼任)、同・総務課 戦略企画室長
2020年 JETROベルリン 次長 兼 産業調査員
2022年より現職

澤田 道隆 クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA) 会長(花王 特別顧問)

1981年、大阪大学大学院工学研究科プロセス工学専攻修士(博士前期)課程修了。同年、花王石鹸株式会社(現花王株式会社)に入社。以後一貫して同社の研究開発部門に携わる。素材開発研究所室長を経て、2003年サニタリー研究所長に着任。ベビー用紙おむつ『メリーズ』の再生に寄与。2006年執行役員に就任。2008年取締役に就任。2012年6月代表取締役社長執行役員に就任。2021年1月取締役会長に就任。2024年3月特別顧問に就任。一般社団法人日本衛生材料工業連合会会長、日本経済団体連合会生活サービス委員長、クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)会長を務める。​

髙尾 正樹 JEPLAN 代表取締役執行役員社長

東京大学大学院(専攻:技術経営)中退後、2007年1月に株式会社JEPLAN(旧:日本環境設計株式会社)を設立し、専務取締役に就任。2014年にPETリサイクルの技術開発に着手し、翌年2015年には北九州響灘工場の建設にも従事。 2016年に代表取締役に就任以降、パートナーとの資本提携やグループ会社:ペットリファインテクノロジーの工場再稼働、PETリサイクル技術の海外ライセンス展開を主導する。

玉井 一彦 川崎市 臨海部国際戦略本部 本部長

1990年川崎市役所入庁、水道局に所属し、水道料金の改定や阪神大震災の応援給水等の業務に携わる。2009年に殿町地区の企業誘致担当に異動し、8年間に渡ってライフサイエンス分野の研究開発エリアであるキングスカイフロントの立ち上げに従事。その後、経済労働局において、ベンチャー、福祉産業等次世代産業の支援業務を経て、現職。川崎カーボンニューラルコンビナート構想や扇島地区等の大規模土地利用転換業務を担当。

妹尾 堅一郎 NPO法人産学連携推進機構 理事長

富士写真フイルム株式会社を経て英国国立ランカスター大学経営大学院博士課程満期退学。慶大大学院教授、東大先端科学技術研究センター特任教授、一橋大MBA客員教授等を歴任。現在も東大大学院技術経営戦略講座で指導。内閣知財戦略本部専門調査会長、農水省技術会議委員、警察庁政策評価研究委員等を歴任。著訳書多数。『技術で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』は題名が流行語にもなった。現在「日刊工業新聞」をはじめ数誌で連載中。

清水 きよみ 日本生産性本部 SDGs推進室長

東京ガスで調査、環境等を担当後、渡欧。欧州事情を日本に発信。帰国後、CSRシンクタンクや東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、大学講師等を経て、2012年消費者関連専門家会議事務局長、消費者志向経営の推進に尽力。2018年より日本生産性本部に転籍し、「生産性白書」編集、SDGsの推進、サステナブル経営の人財育成等に携わる。消費者庁倫理的消費調査研究会、農水省農林物資規格調査会、内閣府「社会的責任に関する円卓会議」、ISO/COPOLCO国内委員会委員等を歴任。

視聴にあたって

        • インターネットを使ったWEBライブ配信(一方向のストリーミング配信)を予定しております。
        • パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれでも視聴できます。
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