お知らせ

生産性運動70周年

2025年4月1日

70周年記念ロゴの写真

2025年3月、生産性運動は70周年を迎えました。当本部では、2025年4月から2026年3月までを70周年事業期間と位置づけ、生産性運動70周年に関連する事業などを実施する予定です。

生産性運動70年の歩み

第1回理事会の写真
第1回理事会(1955年3月)

第二次世界大戦後、西欧諸国では、生産性の高い米国産業に学び、その手法を導入することが経済的自立への近道と考え、国を挙げた生産性運動が展開されていました。
日本でもこの動きに注目。1955年に「生産性向上対策について」が省議決定・閣議承認され、生産性運動を推進する中核組織として経営者・労働者・学識者の三者で構成される民間団体「日本生産性本部」が設立されました。
労使協力の下、「雇用の維持・拡大」「労使の協力と協議」「成果の公正な分配」という「生産性運動三原則」を軸に、経営手法の導入や人材育成、働き方の改善を通じて、戦後の復興や高度経済成長を支える大きな力となりました。

第1次トップ・マネジメント視察団の写真
第1次トップ・マネジメント視察団(団長:石坂泰三 経団連会長)(1955年9月)

特に、設立当初、活動の中核となった海外視察団の派遣や海外専門家の招聘では、ものの見方や考え方といった精神的側面と、経営組織、生産管理、マーケティングなど技術的側面の両面を欧米から学び、その成果を国内に展開することで経済成長に貢献しました。
また、生産性向上には経営者と労働者・労働組合との協力関係が不可欠であることから、労使協議制を掲げ、産業別・企業別の労使の委員会を設置するなど、労使関係の基盤形成にも寄与してきました。現在、生産性運動は、持続可能な経済社会の実現にむけ、調査研究や政策提言に加えて、人材育成やコンサルティングなどに活動の幅を広げています。また、デジタル化の進展やダイバーシティの推進、ウェルビーイングの向上といった、企業や働く人を取り巻くさまざまな課題にも取り組んでいます。

日本生産性本部は、2025年3月に70周年を迎えました。
日本社会は、グローバル競争の激化、急速なデジタル技術の進展、人口減少や気候変動など、山積する解決困難な課題を抱え、歴史的な転換点を迎えています。持続可能な経済社会を次世代に引き継ぐために、これまで以上に必要とされているのが「生産性向上」です。 日本生産性本部は、設立当時に匹敵する決意の下、労使の信頼と協力を土台に、より豊かな社会の実現をめざす多様な活動を進めてまいります。


70周年記念制作動画を公開

生産性運動70周年を記念し、「生産性とは?」および「日本生産性本部について」の2本の動画を制作しました。
生産性の基本的な考え方や、生産性運動三原則のもとで歩んできた70年の歴史、そしてこれからの社会における日本生産性本部の使命を、オリジナルキャラクター「プロプロ」とともにわかりやすくご紹介しています。

動画「生産性とは?」

動画「日本生産性本部について」

オリジナルキャラクター:「プロプロ」を制作

日本生産性本部は周年記念の取り組みの一環として、オリジナルキャラクター「プロプロ」を制作しました。
日本生産性本部職員とその家族からの公募によって誕生した、みんなで育てるキャラクターです。

propro.png

一見すると、生産性とは関係がないように見える、ふしぎな生き物。
その正体は、「生産性向上」のチカラを宿した存在です。

暮らしが豊かになったり、働く環境がより良くなったり――。
人や組織が創意工夫を重ね、前へ進もうとする場面に出会うたびに、プロプロはすくすくと成長します。
「昨日よりも今日、今日よりも明日へ」。
そんな前向きな変化を感じると、姿や表情も少しずつ変わっていきます。
どんな状況にも向き合い、課題に創意工夫で挑戦する人や組織を、そっと見守り、応援する存在です。

「プロプロ」のプロフィール

名前:プロプロ(ProPro)

好きなこと:暮らしや仕事の中で、成長や進歩の瞬間に出会うこと

特技:人や組織の創意工夫を見つけること

使命:生産性向上がもたらす前向きな変化を、わかりやすく伝えること
   より豊かな社会、より良い働き方、より充実した人生へ向かう歩みを応援すること

生産性新聞 70周年特別連載

生産性改革 Next Stage

日本経済が「失われた30年」から変化しつつある中で、生産性改革の「Next Stage」はどうあるべきか。経済界、労働界、学識界の最先端の見解をもとに考えます。

JPC 70th クロニクル

日本生産性本部も設立70周年。これまでの主な足跡を振り返るとともに、そこからミライの生産性運動を切り開くヒントを見出していきます。

ミライを変える革新力

日本企業は世界を変えるイノベーションの数々を生み出してきました。企業の革新力の源泉に触れつつ、新たなビジネス展開の動きを探ります。