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<経営アカデミー>人事革新コース(2025年度)

人的資本経営と企業変革をリードする
戦略人事リーダーの養成

「人材版伊藤レポート(※)」が発表されて以来、人材を資本ととらえて企業評価の判断材料とすることが重視されるようになり、「人的資本経営」の取り組みのために、人事部門の役割がこれまで以上に高まっています。経営戦略に連動して、人事戦略も革新していく必要があります。現場や多様化する個々人が能力を最大限に発揮できる環境を整え、企業価値を高めるために、人事部門が革新の中核となることが重要です。人事部門から革新を起こし企業変革をリードする、戦略人事リーダーの養成をめざします。
(※)「 人的資本経営の実現に向けた検討会報告書」(経済産業省)

プログラムの詳細はこちらまで。
パンフレットはこちらからダウンロードできます。

開催日程
長期研修

時期:2025年 7月~2026 2
曜日:木曜日(月2~3回)
時間:14:00~20:00
合宿:2回、企業訪問1回
全日数:32日程度
*講義20コマ、グループ研究25コマ、合宿含む

対象

人事・人材開発部門のマネジャー、リーダー、戦略スタッフ

講師

コース委員長
  • 柄澤 康喜 三井住友海上火災保険 常任顧問
コーディネーター
  • 守島 基博 学習院大学 教授
  • 梅崎 修 法政大学 教授
  • 鬼丸 朋子 中央大学 教授

ほか多数

会場

日本生産性本部 経営アカデミー
(東京都千代田区丸の内1-6-2
新丸の内センタービル6階)

※適宜オンラインを活用し、参加者の利便性を向上させています。

参加費(税込) 消費税率10%を参加料に含めております。
税率が変更された際は、原則、事業開始日の税率を適用した消費税を含めた金額を、特にご案内なく参加料といたしますので、ご了承ください。

賛助会員:1,221,000円(税込)
一般参加:1,331,000円(税込)
※合宿費別

コースの特徴

特徴
1

■コースの狙い:3つの力を養います
●全体構想力:経営環境や社会要請の変化が経営・人材に与えるインパクトを確実にとらえ、これからの人的資本経営のあり方、人事部門の役割を構想する力を養います。自分なりの「人事観」を形成します。
●戦略思考力:人的資本の価値を最大限に引き出す人事施策や、環境変化に応じ既存の慣習にとらわれず経営戦略と同期した人事施策を立案する力と実
践力を養います。
●革新力:人事から企業変革をリードするために、多様なステークホルダーを巻き込みながら、人事革新のための具体的施策を策定し遂行する力を養い
ます。

特徴
2

■1.本質まで掘り下げる講義
守島基博 学習院大学教授はじめ、学界を代表する一流の講師陣ならびに第一線のビジネス・パーソンが指導。産業界の課題に精通した講師陣による最新の理論と実践実例を学びます。

現在、人事部門に求められるニーズは多様化しています。それらの最新情報をキャッチアップしながらも、単に流行のキーワードを取り上げ、表層的に事例のみを追いかけることはしません。講師と参加者同士の活発な議論により本質に迫ります。

特徴
3

■2.本質を追求するグループ研究
人事革新コースでは、5~8人程でグループを編成し、参加者同士の人事領域における問題意識を共有しテーマ設定を行うことから始まります。テーマの明確化、仮説の設定、検証、理論構築に加え、人事としての具体的な施策にまで落とし込みます。単なる事例紹介のとりまとめや評論にならないよう、本質にたどり着くまで何度でも視点移動、仮説構築を繰り返します。戦略人事リーダーに必要な概念化能力が鍛えられます。各グループに専任の指導講師がつきます。

特徴
4

■グループ研究で得られるもの
・ものごとの本質を見極めるための「コンセプチュアルスキル」
・多様な人々との対話や議論を通して「視野拡大」と「共創力」
・メンバー同士の信頼関係と絆をベースとした強固なネットワーク

●最近の研究テーマ(抜粋)
・戦略人事を実行して分かったこれからの人事パーソンに必要な力
・若手社員のリアル
・管理職を元気にしたい~「GENKI課長」が企業の持続的成長の原動力に~

特徴
5

■豊富な人事革新事例講義と企業調査により、改革の神髄に迫る
実際に企業変革・人事革新を成し遂げた方々から直接お話を伺い、質疑応答・意見交換をする場を多く設けています。

質疑応答と意見交換に1時間以上の時間を設け、改革の裏側、工夫、本音など通常のセミナーではうかがい知れない改革の神髄に迫ります。

特徴
6

■生涯続くネットワーク
各企業で選抜された人材のみが参加する経営アカデミーには優秀な参加者が集います。グループ研究では、異なるバックグラウンドを持つメンバーとの深い議論を繰り返します。一つの結論を導き出すまで、何度もメンバー同士で異なる視点をぶつけ合います。本音を闘わせ真剣勝負で学び合う仲間だからこそ築けるネットワークは一生の財産となります。コース修了後もお互いの企業を訪問したり事例を紹介しあったり、また生涯の友人として交流を深めているOB/OG の方が多くいらっしゃいます。

プログラム概要

プログラムの詳細はこちらまで。

経営アカデミーのコースプログラム

プログラムは講義・グループ研究・リフレクションの3つで構成されています。
講義とグループ研究を並行して進めることで、体系的な学習と実務の往復を促し、自己の気づきや成長・課題を、「リフレクションノート」を通して振り返り、実践へと橋渡ししていきます。
業務繁忙の中、講義やグループ研究を仲間とともに乗り越えた先にある長期の人的ネットワークは、経営アカデミーの魅力の1つです。


講義:知の獲得と議論の場

―知の獲得と議論の場

守島基博 学習院大学 教授をはじめ、学界を代表する一流の講師陣ならびに第一線のビジネス・パーソンが指導。産業界の課題に精通した講師陣による最新の理論と実践実例を学びます。


テーマ(2024年度実績より抜粋)
  • 「人材マネジメント総論」守島基博 学習院大学 教授
  • 「組織を強くする」守島基博 学習院大学 教授
  • 「日本の人事のポストモダン」中島 豊 プロテリアル 常務執行役員CHRO
  • 「日本の人事のポストモダン」中島 豊 プロテリアル 常務執行役員CHRO
  • 「質的調査・フィールドワークの技法」鈴木 竜太 神戸大学大学院 教授
  • 「HRテクノロジーと今後の人事のあり方」北崎 茂 PwC パートナー 上席執行役員

現在、人事部門に求められるニーズは多様化しています。それらの最新情報をキャッチアップしながらも、単に流行のキーワードを取り上げ、表層的に事例のみを追いかけることはしません。講師と参加者同士の活発な議論により本質に迫ります。

豊富な人事革新事例講義と企業調査により、改革の神髄に迫る

講義では、実際に企業変革・人事革新を成し遂げた方々から直接お話を伺い、質疑応答・意見交換をする場を多く設けています。

  • 企業革新事例テーマ(2024年度実績)
    • 「カゴメの人事改革」有沢 正人 カゴメ 常務執行役員
    • 「NECソリューションイノベータの人的資本経営と情報開示について」
      丸岡 晶 NECソリューションイノベータ 人財企画部 主席主幹
    • 「AIG損保が目指す、『仕事』と『大切な何か』を当たり前に両立できる組織文化とは」
      福冨 一成 AIG損害保険 執行役員
  • 企業訪問
    • ヤッホーブルーイング
      テーマ:働き甲斐のある組織、組織開発、風土づくり

質疑応答と意見交換に1時間以上の時間を設け、改革の裏側、工夫、本音など通常のセミナーではうかがい知れない改革の神髄に迫ります。

グループ研究

―参加者相互の問題意識をベースとした議論と整理の場

経営アカデミーの「グループ研究」とは

講義とは別にグループでのテーマ研究に多くの時間を充てています。

人事革新コースでは、5~8人程でグループを編成し、参加者同士の人事領域における問題意識を共有テーマ設定を行うことから始まります。
テーマの明確化、仮説の設定、検証、理論構築に加え、人事としての具体的な施策にまで落とし込みます。
単なる事例紹介のとりまとめや評論にならないよう、本質にたどり着くまで何度でも視点移動、仮説構築を繰り返します。

上記により、戦略人事リーダーに必要な概念化能力が鍛えられます。

また、各グループに専任の指導講師がつきます。


得られるもの
  • ものごとの本質を見極めるための「コンセプチュアルスキル
  • 多様な人々との対話や議論を通して「視野拡大」と「共創力
  • メンバー同士の信頼関係と絆をベースとした強固なネットワーク

研究テーマ(過去実績より抜粋)
  • 戦略人事を実行して分かったこれからの人事パーソンに必要な力
    「人的資本経営の実現に向けた戦略人事」に必要な力について、人事パーソンのキャリアの観点でアプローチ。
  • 若手社員のリアル ~若手社員の成長促進にささる指導とは~
    若手社員の価値観や上司からの働きかけの実態を掘り下げ。若手社員の持続的な活躍に必要なプロセスと支援の方向性を提言。
  • 年齢にとらわれない管理職登用 ~年齢の壁をぶっ壊せ!~
    年齢にとらわれず、適性・能力のある人を管理職に登用するには?企業インタビュー調査等から6つの具体案を導き提言。
  • 自律人材の育成アプローチ ~キラキラさんの花を咲かせよう~
    先行研究、ヒアリング、アンケート調査から、自律人材を生み出し、育てる要素・手法、育成の弊害を考察。人事における具体的な打ち手を提言。

リフレクション

―自己の振り返りと定着の場

講義ごとに学んだ内容、そしてそれを自社の経営や業務にどう具体的に活用するか、「リフレクションノート」にまとめます。
また、研修前・中間・修了時点で目標設定や自己の振り返り、課題の整理を行い、自己の学びを客観的に把握し、行動変容をもたらします。


詳細

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備考

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