<経営アカデミー> 経営戦略コース(2026年度)
本コースでは、一流の講師陣による多彩な視点から「経営戦略」の主要理論やフレームワーク、ケーススタディを学びますが、それらを単に学ぶだけでは、経営の現場で使いこなすことはできません。学んだ理論を実践できるかどうかは、現実に起きている具体的事象から、その背景にある本質を見抜き、いかに抽象化(概念化)できるかにかかっています。
事象を抽象化することで、例えば、他社や他業界で起きている事象との共通点を見出し、より多くの選択肢を構想でき、またその中から最適解を選び取ることができるようになります。
そして何よりも重要なのは、描いた最適解(最良の戦略)を、誰かがやるのを待つのでなく、自らが先頭に立ち実行するのだという気概と視座の高さを持つことです。
開催日程
時期 | 2026年6月~2027年3月 |
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日程 | 火曜日ほか(月3~4回) |
時間 | 18:00~20:30ほか |
日数 | 36日(講義17コマ、グループ研究22コマ) |
合宿 | 2回 |
対象
部長、課長(全職種)
参加費(税込)
消費税率10%を参加料に含めております。
税率が変更された際は、原則、事業開始日の税率を適用した消費税を含めた金額を、特にご案内なく参加料といたしますので、ご了承ください。
賛助会員:1,331,000円(税込)
一般参加:1,441,000円(税込)
- ※合宿費別
研修の特徴
- 特徴
1 -
【本質的議論】
課題に対する議論が表層的なもので終わるか、事象の本質にまで到達できるようになるかは、相当程度の時間をかけた「議論の訓練」が必要です。
本コースでは参加企業が直面している現実的な課題に対し、講義担当の講師や、グループ指導講師、また異業種メンバーと共に深く広い議論を行う時間を多く設けています。簡単に「それらしい答え」を出さず、妥協せず考え抜く訓練を行うことで、事象の概念化が可能となります。この繰り返しにより、あらゆる事象に適用可能な理論構築力を養うことができます。
- 特徴
2 -
【理論と実践の往復】
合計17 コマ(2023 年度予定)の講義時間だけでなく、グループ指導講師より多くの最新論文、研究成果、ケーススタディ等の紹介が行われます。日常から離れた環境の中で、普遍的経営戦略論から時代に応じた実践論まで幅広く学ぶことができます。
参加メンバーはほぼ毎週行われる講義や議論と並行して、日々直面する組織や人の問題という現実と対峙する中で、理論と実践の往復が促されます。このように、考え続ける環境に置かれることで初めて、学びが現実的な意味をもつようになります。
- 特徴
3 -
【生涯のネットワーク形成】
本コースは実務を抱え、日々難しい意思決定と実行の渦中で奮闘する方々ばかりが集まります。忙しい業務の中で、自組織や事業、自身のさらなる成長のために学びを深め、戦略を描くリーダーとなろうという同じ目標に向かい、タフなスケジュールをこなす同士として、毎年参加メンバーは強い信頼関係を作りだしています。
経営アカデミーで苦楽を共にした仲間は、コース修了後も5年、10年とつながりを持ち続け、ビジネスにおける相談相手としてはもちろんのこと、プライベートでも信頼関係を築くほど、貴重な存在になっています。
プログラム概要
経営アカデミーのコースプログラム
プログラムは講義・グループ研究・リフレクションの3つで構成されています。
講義とグループ研究を並行して進めることで、体系的な学習と実務の往復を促し、自己の気づきや成長・課題を、「リフレクションノート」を通して振り返り、実践へと橋渡ししていきます。
業務繁忙の中、講義やグループ研究を仲間とともに乗り越えた先にある長期の人的ネットワークは、経営アカデミーの魅力の1つです。
講義
―知の獲得と議論の場
学界を代表する一流の講師陣ならびに第一線のビジネス・パーソンが指導。産業界の課題に精通した講師陣による最新の理論と実践実例を学びます。
- 講師陣
グループ研究
―参加者相互の問題意識をベースとした議論と整理の場
- 経営アカデミーの「グループ研究」とは
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講義とは別にグループでのテーマ研究に多くの時間を充てています。
多業種、多職種から集まった、異なる視点をもつメンバーと協働で、問題・課題意識の共有、テーマ設定、仮説構築と検証を行い、論文にまとめます。
一連のプロセスを通じて、表面的な事象の背景に存在する本質を掴みとって概念化する能力、古典から最新の研究を解読・理解する能力、自信を持って主張し他者に共感する人間関係力を磨きます。
- 研究テーマ(過去実績より抜粋)
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- 経営者リレー、アレ(A.R.E.)なバトンの渡し方~企業パフォーマンスを向上させるための経営者の継承~
経営者と企業パフォーマンスの影響に関する先行研究レビューの後、好業績企業の経営者交代の在り方を詳細に調査。 - 気合×根性のシナジー~夢から始まる真のシナジー~
クロスボーダーM&Aとシナジー効果の関係を多数のインタビューやAIを活用した調査により明らかにした。 - DXブームはもうええでしょう!?~「ふて」い期におこる経営ブームとの「ほど」よい付き合い方~
- 明るい成長戦略(成長戦略を問い直す)~グローバル×メジャー市場で成長する日本企業の共通要因~
- TMS(トランザクティブメモリーシステム)と 事業構造転換の成功要因に関する研究~知の共有が未来を拓く!TMS と両利き経営のメカニズム~
- シン・スキルマトリックス~攻めのガバナンスを実現する取締役の選び方~
リフレクション
―自己の振り返りと定着の場
講義ごとに学んだ内容、そしてそれを自社の経営や業務にどう具体的に活用するか、「リフレクションノート」にまとめます。
また、研修前・中間・修了時点で目標設定や自己の振り返り、課題の整理を行い、自己の学びを客観的に把握し、行動変容をもたらします。
詳細はパンフレット、またはお問い合わせにてご確認ください。
- 経営者リレー、アレ(A.R.E.)なバトンの渡し方~企業パフォーマンスを向上させるための経営者の継承~
備考
複数コース・複数参加者の一括申し込みをご希望の方
複数のコースや参加者をまとめてお申し込みいただけるよう、Excel形式の申込書をご用意しています。
必要な方は、お手数ですが < academy_info@jpc-net.jp > までご連絡ください。
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