<経営アカデミー>イノベーション・デザイン コース(2025年度)
本コースでは、以下の3ステップで社会課題への認識を深め、ソリューションアイデアを構想し、継続的に取り組むための事業化、事業拡大を構想します。
Step1: 「善い目的を持つ」→なぜそれをやりたいのか(一人称で語れるまで深掘りする)
Step2: 「ヒト・モノ・コトの関係性をRe-Designする(バイアス崩し)」→イノベーションの発想力を鍛える
Step3: 「社会課題ソリューションアイデアの事業化、事業拡大を構想する」→結果への拘りを醸成する
超長期視点で変化を俯瞰する力、事実・データから未来を予知する力を養うことで、長期視点で変化を予知し、事業創出ストーリーを描くことが本コースのねらいです。
開催日程
時期:2025年6月6日(金)~9月19日(金)
曜日:金曜日(月3~4回)
時間:10:00~16:30
合宿:2回
全日数:17日
*講義14コマ、チーム活動11コマ、合宿含む
対象
中堅・若手リーダー(全職種)
講師
- 顧問
-
- 新貝 康司 新貝経営研究所 代表取締役
- コーディネーター
-
- 小笠原 敦 滋賀医科大学 特任教授
- 東 信和 COMMONZ 代表取締役社長
- 水谷 世希 日立コンサルティング テクニカルディレクター
- 中村 善貞 イノベーションアーキテクト 代表理事
ほか多数
参加費(税込)
消費税率10%を参加料に含めております。
税率が変更された際は、原則、事業開始日の税率を適用した消費税を含めた金額を、特にご案内なく参加料といたしますので、ご了承ください。
賛助会員:737,000円(税込)
一般参加:847,000円(税込)
※合宿費別
コースの特徴
- 特徴
1 -
わが社は社会にどのような価値を提供するために存在しているのか、存在意義(善い目的)を考えます。
- 特徴
2 -
個社の技術・サービスの改良・改善だけでなく、視点を変えて社会の課題から発想します。
- 特徴
3 -
事業にストーリー(魅力)・持続性(収益力)・テクノロジーを埋め込みます。
プログラム概要
経営アカデミーのコースプログラム
本コースのプログラムは、講義・チーム活動・リフレクションの3つで構成されています。
講義とチーム活動を並行して進めることで、体系的な学習と実務の往復を促し、自己の気づきや成長・課題を、「リフレクションノート」を通して振り返り、実践へと橋渡ししていきます。
業務繁忙の中、講義やチーム活動を仲間とともに乗り越えた先にある長期の人的ネットワークは、経営アカデミーの魅力の1つです。
講義
―知の獲得と議論の場
社会課題への認識を深め、ソリューションアイディアを構想し、継続的に取り組むための事業化・事業拡大を構想する構成となっています。超長期視点で変化を俯瞰する力と、事実・データから未来を予知して事業創出ストーリーを描く力を養います。
実務家講師をお招きした、新規事業を検討する上ですぐに実践・行動変容へつなげることができる講義となっています。
- テーマ
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- 社会課題とバックキャスト思考
- 大企業の両利き経営絵
- メガトレンドの読み方とPEST分析
- アイディアの見分け方
- 「0⇒1」のアイディア創出と実装
- AIデータ解析による植物工場の革新
- 行為のデザイン・顧客目線でアイディアのバグ取り
- 他社を巻き込む魅力作りと収益化構想
- 新規事業立ち上げ ~イノベーションの実践
- イノベーションと社内コミュニケーション&説得のプレゼン
チーム活動
―参加者相互の問題意識をベースとした議論と整理の場
- 「チーム活動」とは
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講義と並行して、アイディアの創出から事業化まで、学んだプロセスや手法の実践に取り組みます。
4~5名の異業種混合チームに分かれ、未来に想定される社会課題からバックキャスティングする形で課題設定をしたのち、仮説を立てます。
その後、実際に事業として実現・持続できるよう調査を進め、活用する技術や事業の収益化まで検討します。
プロトタイプの作成などでアイディアを見える化し、事実やデータに基づいた説得力のある事業構想の提案をします。
チーム活動を通して習得した手法や事業アイディアを実務に活かせるだけでなく、真剣勝負で学び合った仲間と生涯のネットワークを築くことができます。
- 2023年度最優秀賞受賞テーマ
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「菌類補完計画 ~すべての人に持続可能なタンパク源を~」
世界の食肉需要の増加に伴うタンパク質クライシスに対する解決策を、腸内細菌の改変による人間の体質変化に見出しました。
空気からタンパク質を体内に取り込むパプアニューギニア高地人の体質に着目し、同様の腸内細菌を取り込めるサプリメント事業を提案しました。
食事ではなく人間の体質を変化させて低タンパク食環境に適応するという点で、従来にない斬新な事業提案となりました。- 2022年度最優秀賞受賞テーマ
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「農(No)タイム 土から食の未来を創る」
年々減少する日本の食料自給率や農業人口に対し、このままでは食糧危機に直面する、しかもそこまでに残された時間は少ない(Noタイム)中で、2050年にも今と同じような食生活をしたい。
そのためには日本の食料自給率を上げることが必要として、具体的に土づくりを通して農業の魅力を向上させる提案を行いました。具体的に土壌改良技術の実験も実施し、説得力のあるプレゼンテーションとなりました。リフレクション
―自己の振り返りと定着の場
講義ごとに学んだ内容、そしてそれを自社の経営や業務にどう具体的に活用するか、「リフレクションノート」にまとめます。
目標設定や自己の振り返り、課題の整理を行い、自己の学びを客観的に把握し、行動変容をもたらします。詳細
備考
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