中小企業診断士コース

JPCで培った実践力が大きな武器となった

村上和希さん(第31期修了生)

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<診断士を目指したきっかけ>

前職では小売業の店舗管理者として、売上管理や人材育成、販売促進など現場の最前線で多くの経験を積んできました。日々の業務を通じて「経営」という視点に触れる機会が増える中で、より体系的に経営全般を学びたいという想いが強くなり、中小企業診断士という国家資格の取得を目指しました。単なるスキルアップにとどまらず、自らの経験を社会に還元したいという思いも、診断士を目指した大きな原動力です。

JPCコースを受講した理由と講義内容>

JPCの中小企業診断士養成コースを選んだ理由は、半年間という短期間でありながら非常に濃密で実践的なカリキュラムが組まれていた点、そして同じ志を持った仲間と共に学ぶことができる診断実習のスタイル(910日の合宿形式)に大きな魅力を感じたからです。

特に、理論と実務を繋ぐカリキュラム設計は秀逸で、経営戦略、財務会計、マーケティング、組織論などの経営知識を体系的に学べるだけでなく、それを即座に実務へ応用する力を診断実習やケーススタディを通じて養うことができました。

講師陣は現役のコンサルタントや専門家の方々で、実務経験に基づいた講義は非常に示唆に富み、現場感覚を伴った知識の定着につながりました。また、インストラクターとの面談を通じて、今後のキャリアや得意分野の明確化を図ることができたのも大きな収穫でした。

卒業後、実際に独立して中小企業支援を始めた際には、JPCで培った実践力が大きな武器となり、臆することなく中小企業診断士としての活動をスタートすることができました。JPCコースで得た知識や経験、人とのつながりは、独立後の土台となり、現在の活動においても大きな支えとなっています。短期間で集中して中小企業診断士として活動できる実践力を身に付けたい方には、特にお勧めのコースです。


<現在の活動状況と今後の抱負>

現在は中小企業診断士として独立し、「生成AI導入支援」と「介護・福祉事業者への経営改善支援」を柱に活動しています。生成AIを活用した業務効率化支援では、研修やコンサルティングを通じて中小企業の現場課題に即した支援を展開しています。

また、介護福祉分野では訪問介護事業所等への経営診断を行い、業務効率化や人材育成支援を行っています。

さらに、JPCコースで出会った同期とともに「一般社団法人 国際自立支援介護推進機構」を設立し、自立支援介護の普及に向けた活動もスタートしました。今後は、福祉支援と企業への経営サポートの両軸を通じて、持続可能な社会づくりに貢献していきたいと考えています。


村上和希(31期)

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