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2023年 年頭会見・新年互礼会を開催しました

2023年1月6日

日本生産性本部は2023年1月6日(金)、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)にて、3年ぶりとなる2023年正副会長年頭会見と新年互礼会を開催しました。

賃上げを経済活性化のトリガーに 3年ぶりに正副会長が年頭会見

正副会長年頭会見では、冒頭、茂木友三郎会長(キッコーマン取締役名誉会長 取締役会議長)より2023年年頭会長所感「改革実践の一年に~日本社会と民主主義の持続可能性に向けて」を発表し、第2次中期運動目標(2021年度~2023年度)の最終年度となる本年を、持続可能な経済社会の構築に向けた実践活動を一段と加速させる「改革実践の一年」とする決意を語りました。

2023年 正副会長年頭記者会見

続いて、佐々木毅副会長(元東京大学総長)、芳野友子副会長(連合会長)、遠山敦子副会長(トヨタ財団顧問)、小林喜光副会長(東京電力ホールディングス取締役会長)、松浦昭彦副会長(全国労働組合生産性会議議長/UAゼンセン会長)、大田弘子副会長(政策研究大学院大学長)、有富慶二副会長(ヤマトホールディングス元代表取締役社長)、増田寛也副会長(日本郵政取締役兼代表執行役社長)の順に、2023年の日本の重要課題についての所見を述べ、改革の実現へ向けた強い決意を表明しました。


その後、記者との質疑応答が行われました。岸田首相らから「賃上げ」に関する発言が相次いでいることへの受け止めについて、茂木会長は「需要が創造され、付加価値が高まり、賃金が上がり、購買力が高まっていくことが本来の好循環の道筋ではあるが、実際は30年間、そうならなかった。物価高騰に対する賃上げを、日本経済の好循環と活性化の一つのきっかけにすることは良いことだ」と述べました。


正副会長年頭記者会見 動画(ダイジェスト)

正副会長年頭記者会見 動画(フル)

3年ぶりの互礼会に900人 「生産性改革仕上げの年」へ決意

年頭会見に続いて、3年ぶりに2023年新年互礼会を開催しました。国会議員、企業・労組・自治体・各種団体の幹部、学識者、報道関係者など約900人にご出席いただき、新年の挨拶を交わしました。 茂木会長は挨拶の中で、2021年4月に発表した「日本の改革と生産性運動の新展開〜基盤整備の3年から改革実践の3年へ」を旗印にした第2次中期運動目標が最終年度になることを紹介し、「ポストコロナ時代を見据え、持続可能な経済社会の構築に向けた実践活動を一段と加速させたい」と意欲を表明しました。

2023年新年互例会で挨拶する茂木友三郎会長 新年互例会会場全景