2023年度 第3回生産性シンポジウム「新たな豊かさに向けた生産性向上とは~生活の豊かさ(well-being)を実現する手段としての生産性向上の基盤を考える~」(無料・オンライン)
2023年9月21日
日本生産性本部は「生産性」を軸に、経済社会の様々な分野について積極的に問題提起、世論喚起を行うことを目的に、経済界、労働界、学識者など各界の方々が議論・発信する「生産性シンポジウム」を開催しております。
2023年度も引き続き、激動する国際情勢の下、世界や日本で顕在化する諸課題に関して様々なテーマを取り上げ、多彩な講演者を迎えてオンラインで連続開催する予定です。
第3回は、「新たな豊かさに向けた生産性向上とは~生活の豊かさ(well-being)を実現する手段としての生産性向上の基盤を考える~」をテーマに10月11日(水)にオンラインで開催いたします。
開催概要
- 【日時】 2023年10月11日(水)14:00~15:30
- 【開催形式】 オンライン
- 【参加費】 無料
- 【申込締切】 2023年10月6日(金)※申込受付は終了しました。
プログラム内容
2023年に入り、日本経済はようやくコロナ禍による落ち込みから脱却しつつあります。ここからは、コロナ禍で痛感した日本経済の弱点を克服し、再び生産性向上に取り組む必要があります。ただ、グローバル化や少子化の中での従来型の生産性向上は容易ではありません。むしろ、生産性向上の基盤となる資本蓄積のあり方によって、新たな豊かさを実現することを目標にすべきだと考えます。このような考え方をもとに、本シンポジウムでは、1人当たりのGDPを目標としつつ、かつ広範な生活の豊かさ(well-being)を実現する手段として、従来の生産拡大型資本だけでなく、人材の充実や環境改善をもたらす資本の蓄積を提案します。
14:00~15:20 |
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15:20~15:30 |
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登壇者

宮川 努 学習院大学教授
1956年生まれ。1978年東京大学経済学部卒業、1978年~1999年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)勤務、1999年から学習院大学経済学部教授。2006年経済学博士号取得(一橋大学)。専門はマクロ経済学、国際マクロ経済学、日本経済論。著書に「日本経済の生産性革新」(日本経済新聞出版)、「長期停滞の経済学」(東京大学出版会)、「生産性とは何か」(ちくま新書)、「インタンジブルズ・エコノミー」(淺羽茂氏、細野薫氏と共編、東京大学出版会)、”Intangibles, Market Failure and Innovation Performance”(Bounfour氏と共編、Springer)等がある。
経済産業省「サービス産業×生産性研究会」座長、総務省統計委員会委員、同国民経済計算部会部会長、経済産業研究所ファカルティフェロー等公職経験も多数、最近は生産性向上における無形資産の役割や企業成長に関する実証研究等に取り組む。
視聴にあたって
お問い合わせ先
公益財団法人 日本生産性本部 「生産性シンポジウム」事務局
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