ロジカルシンキング研修

目的

  • ビシネスパーソンに不可欠な、論理的思考能力、コミュニケーション力、即応力を習得する。

研修の詳細

内容

ロジカルシンキング研修は、ビジネスパーソンに不可欠な「プラットフォームスキル」と呼ばれる知的基礎体力の獲得をめざします。プラットフォームスキルとは「論理的思考力」「コミュニケーション力」「即応力」をさします。これらの能力は日常的に使っているため、多くの人は「自分はできている」と錯覚したり、「やろうと思えばいつでもできる」と安易に考えたりする傾向にあります。しかし、日常的であればあるほど、ビジネスシーンできちんと活用できる、正確で実践的なスキルとして修得しておく必要があります。
本研修は、あらゆるビジネスパーソンを対象に、会議、商談、交渉など多岐にわたる場面で、より質の高い結果を出していくために必要な基本的能力の修得をめざします。

研修のステップ
  1. 1.ゴールを設定する

    研修の大まかな流れを理解するとともに、各自研修を通してどのようなスキルを習得したいか、業務に戻ったときにどう活かしたいか、ゴールを設定し、達成するためのポイントを確認します。

  2. 2.ロジカルシンキングとは

    論理的思考の目的は難しく見えることでも構造化し、関係を明らかにすることです。そのためには、目的を明確にし、前提条件をとらえ、自身の考えを疑うことを訓練する必要があります。

  3. 3.ロジカルシンキングのポイント

    「帰納法」「演繹法」「MECE」「ロジックツリー」「ピラミッドストラクチャー」「イシュー・ツリー」といったロジカルシンキングのツールを演習によって理解します。

研修効果

『知の技術』として、大きく3つの能力が向上します。これらはビシネスパーソンに不可欠な能力です。

  1. 1.論理的思考能力

    論理的思考能力とは、自分の意見を受け入れてもらうために、主張に明確な根拠・裏付けをともなうことができる能力です。論理的思考を身につければ、正確な理解力、的確な判断力、多角的視点なども高まります。

  2. 2.コミュニケーション力

    ビジネスコミュニケーションの基本である積極的傾聴力、口頭表現能力、分析的理解力が高まります。自説の論理的展開や、他人の説明の正確かつ的確な理解が容易になります。

  3. 3.即応力

    ビジネスで求められる臨機応変で即応力の高い対応が身につきます。すばやく思考できるようになるため、効果的な意見集約や、議論技術が向上し、質の高い会議の実施なども可能になります。

標準的なタイムテーブル

9:00

研修のねらい 今日のゴールを設定する

  1. 1.論理的思考とは

    【演習】論理的思考と論理的でない状態を感じる

    • 構造化
    • 論理モデル
  2. 2.帰納法とは

    【演習】ルールを作る

12:00 休憩
13:00
  1. 3.演繹法とは

    【演習】ルールを使う

  2. 4.MECEとは

    【演習】‘漏れなくだぶりなく’を体感する

    • ロジックツリーを用いて、MECEに分類するワークを行う
    • ピラミッドストラクチャーとは
    • So what? Why so?

    【演習】イシュー・ツリーで情報をまとめ、因果関係をとらえながら、しっかりした論理構造を構築する

まとめ

ゴール達成の確認とこれからの職場に活かす

(18:00終了)
  • 上記内容は、社内研修の標準的なプログラム例です。
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