リーダー育成タイプ・グローバル人材育成カスタマイズ研修

目的

  • グローバル企業のビジネストレンドをヒアリングし課題意識を醸成する。
  • 文化・社会・年齢の違いを超えたコミュニケーション能力の向上をはかる。
  • 現地家庭での「生活体験」や「地域交流」から企業活動の背景にある現地文化の本質を知る。

対象

  • 中堅・リーダー層

研修の詳細

内容

グローバル人材育成の要諦は、異文化を「鏡」とし、日本や自社、自己そのものを理解することにあります。単一的な環境のなかでは得られない体験を通じ、自分に足りないもの、自分の強みとして発揮できるものを把握し、世界で活躍するうえでのリーダーシップ、コミュニケーション能力の向上をはかります。

「アジアの時代」におけるリーダーシップを身につける

アジアトップクラスのビジネススクールで、リーダーシップと組織行動について学ぶとともに、現地企業・日系企業を訪問し、グローバルビジネストレンド 、事業戦略、人材育成、組織管理などに関する日本との相違を把握します。さらに公的機関を訪問し、各国政府が 政策レベルで発揮しているリーダーシップと産業界の関係に触れ大局観を養います。

コミュニケーション方法を自ら考え実践する

グループ別に課題を設定し街頭インタビューを行うフィールドワークや、現地の人々とコミュニケーションをとりながらポイントを通過しゴールをめざすオリエンテーリング、大学生や高校生を対象としたプレゼンテーションやディスカッション、現地家庭での生活体験などにより異なる環境下で自ら考え伝えること、相手を理解することで異文化に対応 していきます。

現地文化の企業活動への影響を理解する

現地企業、日系企業、公的機関訪問等で企業活動の実態を把握するとともに、教育機関での学生との交流、現地家庭でのホームステ イ、フィールドワークを通じて一般市民の考え方に触れることで、 文化の違いに起因する企業活動への影響を理解します。

-50年の歴史と34,000名を超える参加実績を持つ海外研修

(※日本生産性本部の洋上研修を除く過去すべての海外研修実績)
欧米諸国をはじめ、新興成長市場として注目を集めるアジア諸国などさまざまな地域から最適地をご提案します

-アジア大洋州をつなぐ20 カ国・地域にわたる生産性機関のネットワーク

各国の公的機関の支援のもと、優れた経営を行うアジアの企業・組織との交流プログラムをご用意します

-人材育成研修のプロだからこその可能な充実したプログラム

貴社の経営戦略や課題意識を踏まえ最適な人材育成プログラムを ご提供します

モデルプログラム

(例)シンガポール研修プログラム
マレーシア、ベトナム、インドネシアなどのアジア諸国を研修対象国と想定し、研修参加者を5~10名とした場合

国内事前研修(海外視察研修実施1~2カ月前)
研修目的の共有、研修目標の設定、異文化コミュニケーション研修、フィールドワーク課題設定他
海外視察研修
1日目

日本発

シンガポール着

2日目

午前:市内視察など自主研修

午後:有識者による経済・産業・社会等のセミナー(現地で生活する有識者のレクチャーで現地社会経済の全体像を把握)

3日目

午前:ナンヤン大学等高等教育機関訪問(アジアトップクラスのビジネススクール:アジアの時代におけるリーダーシップ論と組織行動論について課題を確認)

午後:「規格・生産性・革新庁」等公的機関訪問(競争力と経済成長力の向上、高い生活の質を提供することを目的に設置された規格・生産性・革新庁など公的機関訪問を通して、国家と企業との関係を考察)

4日目

午前:ウォーターフロントホテルなど企業訪問(経営全体の品質を高める国家経営品質賞受賞企業をはじめ、顧客満足を高めるための教育プログラムについてヒアリングを実施、日本企業との相違を把握)

午後:グループ別フィールドワーク(現地の人々とコミュニケーションを取りながらゴールをめざすオリエンテーリングあるいは自ら課題を設定し街頭アンケートを行うフィールドワークを実施)

夕刻:フィールドワーク評価会 (結果は重視せず、課題をクリアするためのグループごとの工夫や、結果・結論に至ったプロセス、プロセスの改善などにポイントをおいた成果と気づきを共有)

5日目

午前:日系企業訪問(自社または他社の現地法人から現地のビジネストレンドとこれからの課題などについてヒアリングし、これからのグローバル事業展開について考察)

午後:地域交流プログラム(大学・高校などでのプレゼンテーション、ディスカッションを通じて伝えることの難しさを理解するほか、日本と現地の若年層の意識の違いを把握)

夕刻:ホームステイ先へ(通訳なしでコミュニケーションを実践し、自身が実感した日本と現地の相違を現地家庭での経験・対話を通じて理解)

6日目

午前:ホームステイ先滞在

午後:自主研修

夕刻:研修評価会(研修を通じて学んだ「気づき」を共有、今後のキャリアプランを検討)

深夜:シンガポール発

7日目

午前:日本着

国内事後研修、個別キャリアカウンセリングなど(海外研修実施後1~2カ月以内)
研修成果報告書とりまとめ、行動変容の確認
  • 個別キャリアカウンセリングは、オプションで設けることが可能です。
  • ご要望に応じて「貴社独自のプログラム」を企画します。
  • 上記プログラム例に記載されている企業名・組織名は例示、過去の訪問例であり訪問を保証するものではありません。
  • 渡航手段、宿泊、現地移動手段など研修に付随して発生する諸手続きを含め、国内・国外の研修に係るすべてについて、当本部による手配が可能です。
お問い合わせ先

〒102-8643 東京都千代田区平河町2-13-12
公益財団法人日本生産性本部 コンサルティング部

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