上司マネジメント研修

目的

  • 部下指導(育成)方法を学ぶ。
  • 組織内コミュニケーションを円滑にする。
  • 中堅社員の退職を防止する。

対象

  • 中堅社員(主任~係長職相当:30歳~40歳)

研修の詳細

内容

研修のねらい
  1. 1.部下指導(育成)方法の学習
    部下の指導方法について改めて考え、どのような応対方法がよいのかを学びます。
    また、受講者が管理職になった時の部下育成の方法について、多くの気づきが得られます。
  2. 2.組織内コミュニケーションの円滑化
    上司の状況や立場、考え方を理解してもらうことにより、上司との良好な関係を構築します。
    上司との良好な関係構築により、組織内の「報告・連絡・相談」(報連相)やコミュニケーションが円滑になり、その結果として組織目標が達成できるようになります。
  3. 3.中堅社員の退職防止
    部署の方針や上司のやり方に不満を持つ中堅社員が減り、次世代リーダーとなる優秀な社員の退職を未然に防ぎます。
会社と受講者のメリット
  1. 1.会社側:部下指導(育成)による営業目標の達成、主力社員の退職防止
  2. 2.受講者:上司に対するストレス軽減、「報告・連絡・相談」(報連相)やコミュニケーション活性化、転職リスクの防止
研修の概要
  • 対象人数:個別プレゼン発表を行う場合は、20名程度
    個別プレゼン発表なしの場合は、50名程度を上限とします。
    研修では、5~6名を1グループとしてグループ討議を行います。
  • 研修期間:1泊2日または1日
    9時~17時を予定
主な内容
  1. 1.自己理解
  2. 2.中堅社員の特徴
  3. 3.上司の理解
  4. 4.上司マネジメント(ボスマネジメント)
  5. 5.リーダーシップ、フォロワーシップ
  6. 6.主体性の発揮
  7. 7.上司タイプ別の対応方法
  8. 8.今後の上司への対応方法の作成

モデルプログラム

テーマ 主な内容
事前課題
  • 自分のスタイルを分析し、SWOT分析(強み弱み)を把握する。(客観的に自分を振り返る)
  • 上司の状況を整理し、上司の考え方を理解する。
イントロダクション
  • 自己理解の重要性を再徹底し、ロジカル・シンキングを学ぶ。
  • 上司対応の重要性を説明する。特に部署内コミュニケーションへ大きな影響を与えることを理解させる。
I.自己理解
  • 自己分析ツールを活用し、自己理解を深める。
  • 自分のことを客観的に見つめ直し、強み弱みを再確認してもらう。
  • 考え方“自分”の考え方・捉え方、価値観が“自分”の認識・主張を作っているため、自己理解が他者とのコミュニケーションの始まりということを再徹底する。
II.中堅社員の特徴
  • 中堅社員の特徴やよくある(ゆえに、考え方や捉えかたの問題点を事例をもとに説明する。
  • 各人の今後のキャリアについて、考えさせる。
  • グループディスカッションを行い、現状の問題点を共有する。
III.上司理解
  • 事前課題をもとに、上司の置かれた状況や上司の仕事のスタイルを検証する。
  • グループディスカッションで、様々な上司の状況やスタイルを共有する。
  • 上司マネジメントの基本を講義形式で学ぶ。
IV.タイプ別対応方法
  • ケーススタディーで、様々なタイプの上司への対応方法を検討する。
  • 各人が自分のスタイルに合わせた対応方法を検討する。
V.上司への対応シート作成
  • 対象者の類型と各類型に応じた対応ポイントについて理解する。
  • 自分の上司に対する現実的な対応シートを作成する。
VI.発表
  • 上司への対応シートをまとめて、各人が発表する。
  • @5分×人数で行う。
事後課題
  • 上司への対応シートを完成させる。
  • 実際に対応シートをもとに行動を起こさせ、変化を6ヶ月後に報告する。
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