中小企業診断士の経営コンサルタント経験ができる
作間 陵さん(第27期修了生)
<診断士を目指したきっかけ>
私は建築業界で8年ほど、建築物の設計や耐震補強、研究を行ってきました。現在は建築と経営のコンサルティングとして活動しております。診断士を目指したきっかけは自己啓発として、30代で経営学に興味を持ったときに中小企業診断士という資格があることを知ったからです。今までは工学系の勉強しかしてこなかったので、経営という新たな分野への挑戦は楽しく勉強することが出来ました。また、父が経営者であり、小さい頃から経営を見る機会があったため、経営のイメージはありました。そのため、実際に診断士として経営を診ることが出来るようになりたいと思うようになったこともきっかけの一つとしてあります。
<JPCコースを受講した理由・思い出・評価>
中小企業診断士の資格取得後は独立を考えていたので、経験不足を補えるような学習の場を探していました。特にJPCは「①半年という短期集中型である。」「②現場実績の多い先生と実際の現場で学べる。」「③受講メンバーが多い。」という利点に惹かれて受講致しました。講義内容としては、前半座学中心で後半から実際に企業様への診断実習というカリキュラムでした。座学では経営コンサルタントの講義やケーススタディを行い、実践で使えるように指導して頂きました。診断実習は9日間の合宿形式で、全国へ派遣されました。企業診断は話だけ聞くと楽しそうですが、なかなか奥が深く、難しいことが実感できました。日々のケーススタディで時間がない中、事前準備として総合診断をチームメンバーで手分けして行いました。主に事業・財務・組織の分析をし、仮説を立てて現場に向かいました。現場に入ってからもさまざまなヒアリングや仮説検証、調査、分析を集中して行いました。インストラクターとの討論など、チームメンバーが一丸となって1つの企業を良くしていきたいと考えていくことはとてもやりがいがありました。このような経験が出来るのもJPCの良さだと思います。 とても充実した半年を送れたのも、インストラクターの熱意のある指導とともに、派遣先の関係者様の協力、事務局の方のコロナ対応などで忙しい中でも親切にサポートして頂いたことだと感じております。集中して実際の現場を学ぶことが出来る環境ですので是非中小企業診断士で力を付けたい方にはお勧めします。
<現在の活動状況・今後の抱負>
現在は個人事業主として3事業を行っております。中小企業診断士としては公的支援を中心に専門家派遣や地域の経営支援の仕事を頂いております。卒業後は先生と呼ばれ、すぐに経営支援の機会も多くあり、身の引き締まる思いで支援をしておりますが、JPCで学んだことを活かして取り組めております。独立後は半年で学んだことを自分に当てはめることからスタートだと考えております。
卒業後も同期との連携しながら、情報共有できることもJPCの強みだと思います。さまざまな業界の方の意見も貰いながら企業様の支援をしていけることは心強いです。
今後の抱負としては、地域の建築と経営を支援していきたいと考えています。そのために、現在は様々な方と関係性強化や事業準備しております。JPCの経験を生かした経営戦略で精進していきたいと思います。
中小企業診断士コース(中小企業診断士登録養成課程)の詳細・お申し込みはこちら