経営診断実習は「経営の現場」を知ることが出来る貴重なもの
川合 優一さん(第26期修了生)
<診断士を目指したきっかけ>
仕事に停滞を感じていたからです。40歳を前にして、いろいろな経験をしてきましたが、今の自分で有益なアウトプットを生み出せるのか自信を失っておりました。能力の棚卸しをするためにも、改めて経営をするということはどういうことか、俯瞰することで見えてくるの事があるのではないかと考え診断士の勉強を始めました。
<JPCコースを受講した理由・思い出・評価>
診断士の勉強を始めると、それを一体どう実務で使うのか。全くイメージがつきませんでした。もっとリアルに「経営の現場」を教えてもらえるところが無いのか?調べてみると意外にそういった講座はありません。ようやく辿り着いたのが、こちらの診断士コースでした。
実際に、本講座の醍醐味である経営診断実習は、まさしく「経営の現場」を知ることが出来る貴重なものでした。経営診断実習は、数名の同級生とインストラクターで企業訪問をし、9日間の合宿期間中に経営診断と改善案を提案するものです。こちらに参加すると下記の3つの視点を知ることで飛躍的に成長することができます。
1:実際に起こる経営課題と発生メカニズムを現場で体感できる(顧客を知る)
2:自分の思考のくせや能力の偏りをインストラクターに指摘される(自分を知る)
3:同級生の考えを聞く機会が豊富にある(他者を知る)
この3つを同時に行うことができる場所が他にあるのか、あればぜひ教えて頂きたいです。
<現在の活動状況・今後の抱負>
卒業してからは、偶然のきっかけで案件を頂く機会があり、少しずつ診断士としての経験を積んでいます。また、自分に手に負えないそうな案件は、本校の事務局や優秀な同級生達に相談できる安心感があります。私のレベルでは診断士だけで生計を立てられる程ではありませんが、そもそも私のような新米にも声がかかるということは、コロナ禍において中小企業の困難が増えていると推察されます。ますます診断士が活躍できる場面は増えるのではないでしょうか。
今後の抱負としては、前述しました経営診断実習にてインストラクター(プロコンサルタント)に今後の自分の目指すべき姿のヒントをご教授頂いたので、現場での実践の中で自分の能力を活かしたコンサルティングスタイルを磨いていきたいと考えています。
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