経営幹部のための経営戦略講座
~ケースで戦略とイノベーションを学ぶ~
- 指導経験豊富な講師陣によるケーススタディ中心のプログラムで、実践的に、戦略思考と経営戦略を学習します。
- 企業ドメイン・多角化などの『全社戦略』、市場分析・差別化などの『競争戦略』、そしてその戦略を実行するための『組織変革』など、経営課題への対応策を学びます。
- 他社の経営幹部との徹底的な議論や経験交流を通じて、意思決定に必要な胆力を鍛えます。
開催日程
ご希望の開催日をクリックするとお申し込みいただけます。
2024年度
回数 | 日程 | 会場 |
---|---|---|
第200回 | 2024年9月11日(水)~13日(金) | 合宿開催(通学受講可) |
第201回 | 2024年11月20日(水)~22日(金) | 合宿開催(通学受講可) |
第202回 | 2025年2月12日(水)~14日(金) | 合宿開催(通学受講可) |
対象
主に部長・支店長等の経営幹部
定員
35名
研修時間
22時間
講師
佐々木 圭吾 椙山女学園大学教授
牛島 辰男 慶應義塾大学商学部教授
竹内 規彦 早稲田大学大学院教授
米山 茂美 学習院大学教授
町田 尚 元 日本精工 副社長 他
参加費(税込)
消費税率10%を参加料に含めております。
税率が変更された際は、原則、事業開始日の税率を適用した消費税を含めた金額を、特にご案内なく参加料といたしますので、ご了承ください。
賛助会員:198,000円
一般参加:220,000円
2023年度実績:4.4000円程度
・通い(宿泊・2日目夕食なし)でも参加可能です。
(第1日目の経験交流は必須参加となります)
※同時一括申し込み割引制度について
何卒ご理解を賜りますとともに、今後とも変わらぬご愛顧のほど、
よろしくお願い申し上げます。
コースの特徴
- 特徴
1 -
ケーススタディを基にした、
短期集中・実践型のプログラム
- 特徴
2 -
経営者との対話や異業種他社から
参加の経営幹部との交流・議論
- 特徴
3 -
社会人への指導経験豊富な
教授陣による、双方向的な指導
プログラム概要
全体を通じて問いかける課題
- 誰に対してどのような価値を提供するのか(価値創造)
- どのような儲けの仕組みを構築するのか(事業創造)
- どのように勝ちパターンを永続させるのか(競争優位性)
- 組織と人をいかに変革しリードしていくか(リーダーシップ)
ケーススタディ中心の構成
- ケーススタディでは、企業経営における各種の問題を自分で分析・判断し、意思決定を行います。この一連の流れを通して、情報の分析力や論理構成力、意思決定力の向上を図り、意思決定に至ったプロセスやロジックについて討議することで胆力を鍛えます。
- 参加者には事前にケースをお読みいただき(①個人学習)、研修当日は②グループ毎の討議、③クラス全体の討議、④まとめ・総括講義のステップで進行します。
- ケーススタディのルール
①書いてある情報だけで ②書いてある時点で ③トップの立場で ④意思決定を行う ⑤正解はなく ⑥現実の後日談でもなく ⑦答を出したロジックを問う
- 1.経営戦略概論
ケーススタディを行うに際して必要となる経営戦略の位置づけやフレーム、その中でも特に初日のテーマである全社戦略について、ドメイン定義や資源展開(PPM)、相乗効果と多角化戦略などを学びます(事前に参考図書を配布します)。講義の中でもミニケースを盛り込み、戦略的発想のポイントを心得ます。
- 2.事業戦略・競争戦略
競争戦略の基本的な視点や業界構造分析を押さえながら、ケーススタディを通じてビジネスモデルや持続的競争優位の構築など事業戦略のポイントを学びます。ケースは、ミニケースとロングケースの2種類を扱います。
- 3.経営者の知見から学ぶ
名経営者との対話を通し、管理者より一段上の経営者としての視点(経営のものの見方、考え方、事業戦略、組織運営、リーダーシップ、人材育成等)を修得します。
- 4.組織と人のマネジメント
戦略を実現するために組織はいかにあるべきか、人の意欲・活力とは何か、組織変革のアプローチとそのマネジメントや変革のためのリーダーのあり方について、事例を交えながら学びます。特に、経営幹部の立場でいかに発想し、行動するべきかについて学びます。
主な過去派遣企業(一部抜粋・順不同)
組織名 | 所属・役職 | 組織名 | 所属・役職 |
---|---|---|---|
三菱電機 | 経営戦略本部 経営企画部 部長 | ゆうちょ銀行 | 経営企画部 担当部長 |
三菱電機住環境システムズ | 企画部 部長 | NTTドコモ | 光ブロードバンド事業推進部 部長 |
三菱電機プラントエンジニアリング | 発電プラント技術部部長 | ジャパンマリンユナイテッド | 経営企画部 理事 |
かんぽ保生命保険 | 商品開発部 部長 | 四国電力 | 総務部 部長 |
NTTコミュニケーションズ | 経営企画部 部長 | キリンホールディングス | 品質保証部 部長 |
NTTコムウェア | NTT IT戦略事業本部 所長 | 朝日生命保険 | 支店長 |
東京ガス | リビングマーケティング部 課長 | 三菱重工冷熱 | 空調事業本部 本部長 |
ニチレイ | 人事総務部 Gリーダー | 日立ビルシステム | 事業企画部 部長 |
SUBARU | CTO室 担当部長 | きんでん | 経営企画部 副部長 |
JFE条鋼 | 技術部 部長 | 住友電設 | 人事部 執行役員 部長 |
東光高岳 | 電力プラント部長 | 田辺三菱製薬 | 営業本部 支店長 |
森組 | 人材部 部長 | 日本デルモンテ | 群馬工場 工場長 |
戸上電機製作所 | 営業本部 部長 | 積水化成品工業 | 情報システム部 部長 |
明治電機工業 | 営業本部 執行役員 | コマツ秋田 | 業務部 部長 |
三菱電機プラントエンジニアリング | 社会システム部 部長 | ソニーピーシーエル | ビジュアルイノベーション室 室長 |
J&T環境 | 事業本部長 | 南都銀行 | 京都支店長 |
三井住建道路 | 支店長 | 電源開発 | 火力事業部 部長 |
白洋舎 | 人事部 部長 | 三菱マテリアルテクノ | 管理部 部長 |
ホーユー | 商品企画室 室長 | 三井住友ファイナンス&リース | 環境エネルギー開発部 部長 |
フジモト | 人財能力開発室 室長 | 東急セキュリティ | 経営統括部 部長代理 |
富士レビオ | 技術サービス部 部長 | 住友共同電力 | 業務部 部長 |
椿本チエイン | 財務部 部長 | 日本信号 | 事業改革推進部 部長 |
ダスキン | 新規事業開発部 部長 | 市光工業 | ミラー事業本部 執行役員 |
タイムスケジュール
第1日
8:30-12:00
(13:00開始)
オリエンテーション
13:00-19:00
1. 経営戦略概論・全社戦略
【基本講義】
経営戦略のフレーム
全社戦略と事業戦略
事業ドメイン、PPM
【ケーススタディ1】
①グループ討議
②クラス討議
【総括講義】
19:00-21:00
【経験交流】
第2日
8:30-12:00
2. 事業戦略・競争戦略
【基本講義】
競争構造分析
ビジネスモデル
戦略策定の手法とプロセス
13:00-19:00
【ケーススタディ】
①グループ討議
②クラス討議
【総括講義】
3. 経営者の知見から学ぶ
【その時経営者はどう判断したか】
①講師講義+質疑応答
〔講師(過去登壇実績)〕
猿丸 雅之 氏
YKK 代表取締役会長
町田 尚 氏
元日本精工 取締役代表執行役副社長
木村 昌平 氏
元セコム 代表取締役会長 他
4. 組織と人のマネジメント
【課題解決】
①グループ討議
19:00-21:00
夕食
第3日
8:30-12:00
4. 組織と人のマネジメント
【基本講義】
戦略組織
組織変革のマネジメント
変革リーダーの条件
13:00-16:00
【課題解決】
①クラス討議
【総括講義】
(16:00終了)
参加者の声
キャンセル・変更のご依頼について
すでにお申し込みいただいたお客様でキャンセル・変更をご希望される場合は以下のボタンをクリックして「生産性公開研修プログラム参加回変更・キャンセル依頼書」をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにてお送りください。
- キャンセル料
【開催11営業日前まで】キャンセル料無料
【開催10営業日前~6営業日前】参加費30%
【開催5営業日前~3営業日前】参加費50%
【2営業日前~開催当日不参加(途中受講中止含)】参加費100% - キャンセル料(教材費)
事前課題として、「ケース資料、参考図書」等を開催1か月前頃に送付致します。資料の送付後にキャンセルとなった場合、該当資料の実費分をご請求申し上げますので、その旨ご了承ください。
※事前課題の送付物および金額は参加回によって異なります(概ね3,000円前後)。 - 繰り延べ変更手数料
お申し込みされた日程に出席できないときは、別日程へ繰り延べ変更ができます(無料)。
┗変更1回目は既定の変更手数料のみです。2回目以降および変更後のキャンセルは時期にかかわらず既定の変更手数料またはキャンセル料に加え、1回あたり11,000円(消費税10%込)をいただきます。キャンセル日の適用消費税率が上記と異なる場合は精算します。 - なお、営業日9:30~17:30以降のご連絡は翌営業日の取り扱いとさせていただきます。
備考
- お申し込みは先着順とし、定員になり次第締め切らせていただきます。
- 参加者間の交流も研修の目的のひとつとしておりますので、1社1回あたりの参加人数は1~6名を基本とさせていただいております。できるだけ集中しないようご派遣いただければ幸いです。
- やむをえない事情により、プログラムの中止、日程・講師などを変更することがございます。
【研修前】
- 開催1ヶ月前をめどに、ケースとケーススタディのガイダンス資料、参考図書を、参加証と共にお送りします。設問に答える形で、ケースの個人研究をお願いします。
時期が来ても到着しない場合は、恐れ入りますが、ご一報願います。
【研修当日】
- 食事: 初日の夕食から最終日の昼食まで用意しております。
- 受付: 当日は直接会場にお越し下さい。
- 服装:3日間、軽装で結構です。スーツでお越しの方はズボンやポロシャツなどをお持ち下さい。
- 持ち物: 名刺(30枚程度)、筆記用具、ノート、健康保険証(控え)、常用薬ほか。 寝間着、タオル、歯ブラシ、ボディソープ、シャンプー、ドライヤー、ヒゲそりなど、宿泊室のご用意は施設により異なりますので、会場HPなどを予めご確認頂けますと幸いです。
- 同業者およびコンサルタント・研修講師などの業務を主にしている方はご参加はお断りさせていただいております。
お問い合わせ先
公益財団法人日本生産性本部 経営開発センター 公開研修プログラム
WEBからのお問い合わせ
電話のお問い合わせ
- TEL:03-3511-4031
- FAX:03-3511-4056
- ※営業時間 平日 9:30-17:30
(時間外のFAX、メールなどでのご連絡は翌営業日のお取り扱いとなります)
表面的な成功事例としてケースを扱うのではなく、より踏み込んで経営戦略のセオリーとして講師に解説していただけたので、企業のこれからの方向性・戦略として、よく理解できた。
感覚的になりやすい「戦略」「組織」を体系的に解説していただき、経営幹部として必要な経営戦略のフレームや基本姿勢が習得できた。
ケーススタディで取り上げられた企業は身近に感じる企業で想像しやすく討議できた。弊社の状況に置き換えて経営戦略のロジックを考えることができて非常に有意義であった。
異業種、他企業の参加者とのディスカッションは、経営の視点や課題へのアプローチの方法が異なり、経営幹部としての視野の拡大に役立ちました。