ジョブ型人事制度に関する研修・セミナー
昨今のグローバル化や物価高騰などにより、日本も世界水準に合わせるべきという機運が高まっています。また、労働人口の減少により人手不足が深刻化していく中、今後は優秀な人材の獲得が一層困難になることが予想されます。
加えて、業務が特定のメンバーに依存し属人化が進行している、評価制度に対する納得感が得られない、専門性を活かした採用や育成の具体策を見いだせていないといった課題を抱える組織が、大企業のみならず中堅・中小企業にも少なくありません。
このような課題に対し、ジョブ型人事制度の導入は有効な解決手段となります。本セミナーでは、その基本的な考え方と導入時に押さえておくべきポイントについて解説のうえ、中堅・中小企業でも無理なく取り組める、現実的で段階的な導入ステップをご紹介します。
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■2026年1月21日(水)10時~17時 中堅中小企業のためのジョブ型人事制度セミナー
セミナーのゴール
☑ジョブ型人事制度の概要、導入メリットについて理解する
☑ジョブ型人事制度に必要な職務記述書の作成方法、評価方法などを理解する
☑自社の課題を明確にしたうえで、自分の組織に合ったジョブ型人事制度の導入について理解する
プログラム
1.これまでの人事制度で課題となりやすい点
・属人化による業務継続性への懸念と職務不明確による業務の非効率
・不透明な評価制度によるモチベーションの低下
・専門性を備えた人材育成・確保の遅れによる競争力の低下
2.ジョブ型人事制度の意義と効果
・職務の明確化と標準化
・評価の透明性と納得感によるモチベーションやエンゲージメントの向上
・専門性の高い人材の確保と生産性の向上
3.中堅中小企業がジョブ型人事制度を取り入れるメリット
・少人数における役割分担の明確化、組織運営の円滑化、人材育成の方向性の明確化
・評価の透明性と納得感による離職率の低下
・採用活動の効率化とミスマッチの防止
4.ジョブ型人事制度を取り入れるステップ
・ジョブ型人事制度を導入する目的の明確化
・職務調査・職務編成の実施
・職務記述書の作成
・職務評価の設定
・ジョブ型賃金制度の設計
・評価制度の設計
5.ジョブ型人事制度を効果的に導入するために
・全社一斉導入ではなく、特定部署や職種での試行導入の実施と運用課題、見直し点の明確化
・職務記述書の簡潔化
・経営層、管理職への制度理解促進
・社員への丁寧な説明
・評価者研修の実施
【講師】
佐藤 純 氏
青山人事コンサルティング株式会社 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒、経営管理研究科(MBA)履修。社会保険労務士を取得後、青山人事コンサルティング株式会社を設立。日本経団連、商工会議所、ニュービジネス協議会などで人事関連の講師を数多く務める。日本経済新聞のコラムを7年にわたって連載執筆、日経ビジネス・日経マネー誌などに寄稿。業種や企業規模を問わず多数の人事顧問に就任。
<主な著書>
『コンピテンシー評価モデル集』『同一労働同一賃金の基本給の設計例と諸手当への対応』(日本生産性本部・生産性労働情報センター)など

※本セミナーは、佐藤氏の著書『ジョブ型人事システムの作り方と事例』に準拠して実施します。会場参加の方には当日、同書を配布し、WEB受講の方には事前に郵送します。
佐藤講師のその他のセミナー(アーカイブ版)のご視聴は
ジョブ型人事制度と日本型職務給(アーカイブ) 2024年12月12日開催
コンピテンシーを活用した評価者研修(アーカイブ)2025年1月30日開催
対象
人事・労務・経営企画ご担当者様、労働組合執行部の皆様 他
お問い合わせ先
公益財団法人日本生産性本部 生産性労働情報センター
〒102-8643 東京都千代田区平河町2-13-12
電話のお問い合わせ
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