調査・研究新入社員意識調査
平成27年度 新入社員「働くことの意識」調査結果
2015年7月9日
公益財団法人 日本生産性本部
調査研究・提言活動 資料ダウンロード
- 「人並み以上に働きたいかどうか」では「人並みで十分」がさらに増加(昨年52.5%→53.5%)し、「人並み以上に働きたい」(昨年40.1%→38.8%)を大きく上回り、過去最高となった。働き方のほどほど志向が強まっている。(3頁参照)
- 「どのポストまで昇進したいか」については、10年前(平成17年)と比べると、男性では社長という回答は大きく減り(27.0→17.4%)、部長と課長が増加している。一方女性では、専門職志向が低下(34.1→27.2%)するとともに、部長が増加する(7.2→10.5%)など、女性の昇進志向が高まる傾向が見受けられる。(4頁参照)
- 「デートか残業か」では「残業」(80.8%)「デート」(19.0%)と、プライベートな生活より仕事を優先する傾向だが、ここ数年は「デート派」が増加している。(4頁参照)
- 「就労意識」「生活価値観」「対人関係」では、全体として職場や仕事へのコミットメントの低下傾向や淡白な印象が見られ、いわば「サバサバした」傾向が見受けられる。昨年度と比べて変化の大きな項目は以下の通り。(6・7・8頁参照)
昨年度→今年度
- 「同僚が残業していても自分の仕事が終わったら帰る」…35.1%→41.5%(+6.4ポイント)
- 「友人といるより一人でいる方が落ち着く」 …47.3%→51.9%(+4.6ポイント)
- 「収入がよくなくても、やり甲斐のある仕事をしたい」 …62.9%→57.8%(-5.1ポイント)
- 「すこし無理なくらいの目標をたてた方ががんばれる」 …74.3%→69.9%(-4.4ポイント)
- 「面白い仕事であれば、収入が少なくても構わない」 …54.9%→51.5%(-3.4ポイント)
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