イベント

第69回 軽井沢トップ・マネジメント・セミナーを開催

2026年8月5日

日本生産性本部は7月8~9日の2日間、第69回軽井沢トップ・マネジメント・セミナーを長野県軽井沢町で開催しました。「AI共生時代の生産性改革~新たな付加価値を創造する人と組織~」を統一テーマに掲げ、AIとの共生を前提とした生産性改革や、新たな価値創造に向けた組織のあり方、経営者の役割について、多角的な視点から議論しました。


AI時代の成長戦略を議論

小林喜光 会長による開会挨拶

初日、日本生産性本部の小林喜光会長は開会のあいさつで「国内外で歴史的な変革期にある。『未来から学ぶ姿勢』で中長期の戦略を描き、持続可能な経済社会を次世代につないでいかなければならない」と述べました。さらに、人口減少やカーボンニュートラルへの対応に加え、AIが社会や産業へ及ぼす影響は極めて大きく、生産性改革の実現が急務であると強調しました。
AIやITの時代は、一人ひとりがどれだけ力強く、オリジナリティを出すか、その多様性と協創の集合体の強さが問われると指摘。「課題を発見し、『何のために、何を創るか』という問いを立て、AIを動かす起点となるのは人間だ」と語り、AIは情報処理や分析を担う一方、結果を判断する役割は人間が担うとしました。

総合コーディネーターを務めた
冨山和彦 日本共創プラットフォーム代表取締役会長

続いて、日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役会長でセミナーの総合コーディネーターを務める冨山和彦氏が問題提起を行い、「ビジネスモデルや人材戦略の変革が不可欠だ」と述べました。そのうえで、経営者には「問いを立てる力、不確実性の中で決断する力、人を動かす組織運営力、結果や経営責任を最後まで引き受ける力が求められる」と指摘しました。
この後、Rapidus代表取締役社長兼CEOの小池淳義氏が基調講演を行い、全体セッション、パネルセッションが行われました。
2日目は日本生産性本部上席研究員の木内康裕による生産性レクチャーの後、分科会A・B、特別ランチセッションが行われ、雅楽師の東儀秀樹氏が特別講演を行いました。

各講演の要旨は以下よりご覧いただけます。

1日目
(7/8(水))
基調講演「AI時代の半導体戦略」要旨 小池淳義 Rapidus 代表取締役社長兼CEO
全体セッション「AI共生時代、経営者が描く人と組織の未来像」要旨 小野和俊 クレディセゾン取締役兼専務執行役員CDO兼CTO
野呂侑希 燈(あかり)代表取締役社長兼CEO
<モデレーター>入山章栄 早稲田大学ビジネススクール教授
<コメンテーター>冨山和彦 日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役会長
パネルセッション「次代を担う経営者の挑戦」要旨 赤木円香 Age-WellJapan代表取締役
栗岡大介 fermata(フェルマータ)取締役COO
<モデレーター>冨山和彦 日本共創プラットフォーム(JPiX)代表取締役会長
2日目
(7/9(木))
分科会A「次代を創る経営者の育成と人的資本投資 」要旨 漆間啓 三菱電機代表執行役執行役社長CEO
諏訪貴子 ダイヤ精機代表取締役社長
<モデレーター>佃秀昭 ボードアドバイザーズ代表取締役社長
分科会B「顧客と創る新たな付加価値~期待を超えるサービスの実践 」要旨 天沼聰 エアークローゼット代表取締役社長兼CEO
大西啓介 ナビタイムジャパン代表取締役社長
<モデレーター>松井拓己 サービスサイエンティスト
特別ランチセッション「経営幹部の〝武器〟としての経済学 」要旨 安田洋祐 政策研究大学院大学教授/エコノミクスデザイン共同創業者
特別講演「伝統を未来へつなぐ革新」要旨 東儀秀樹 雅楽師
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