シビリティ研修
DE&I実現に向けた新時代の実践的コミュニケーション研修
目的
日本生産性本部では、シビリティを「感謝」「称賛」「共感」という3つの要素で表現しています。これは、職場のコミュニケーションを円滑にし、組織全体のエンゲージメント向上に寄与する重要な考え方です。単なるマナーを超え、自己を律することと同時に、他者への理解と尊重を基盤にした信頼関係を構築することで、職場の活力を引き出します。
シビリティは、多様性、公平性、包摂性(DE&I)の推進や心理的安全性の確保にも深く関わっています。「感謝」「称賛」「共感」の文化が根づいた組織では、互いに思いやり、協力し合う風土が醸成され、社員一人ひとりが自律的に成長を目指します。こうした環境が、未来志向のポジティブな職場文化の発展を促します。
当本部では、こうしたシビリティの概念を実践的に学べる研修プログラムを提供しています。具体的なワークを通じて、感謝を伝えるコミュニケーション、称賛を惜しまないフィードバック、共感を深める対話のスキルを習得できる内容です。研修を受けた社員同士の関係が改善され、組織のエンゲージメント向上に繋がった事例も多く、すぐに成果を実感できるプログラムとしてご好評をいただいています。シビリティの研修を通じて、未来志向の組織風土を共に育んでいきましょう。
シビリティとDEIの関係
対象
【対象】
・管理職、部門リーダー
・営業担当(者)
・一般社員、新入社員
【本研修を実施した組織(抱えていた課題)】
・職場のコミュニケーションが不足しており自己中心の仕事の進め方が多く見られた。同僚や担当外の仕事に関心がない人が多く職場の一体感に欠けていた
・カスタマー業務に携わるなか、お客様の対応に精一杯で鬱憤や不満の矛先が、つい同僚や職場に向けられる。相手を思いやる言動に欠けたり、不機嫌な対応をとるなど、職場の人間関係がギスギスしてきた
・ハラスメント研修は過去に実施してきたが、若手や中堅社員の離脱に歯止めがかからず、何から手をつけていいのかわからなかった
・トップからDE&Iの推進を命じられたが、具体的な展開策を思いあぐねていた。DE&I→心理的安全性→シビリティという関係構築を目指していきたい
モデルプログラム(半日:約3時間)
当研修プログラムでは、シビリティの基礎理解を導入として、自分の中のシビリティを先ず認識し、他者や職場にどのような好影響・悪影響を及ぼしているのかなど、振り返りを行います。次のステップでは職場のメンバーや組織の視点を交えながら「心理的安全性が高い職場」やエンゲージメント向上に必要な実践策等について学んでいきます。
【研修の特徴】
・組織の仲間、同僚や取引先等ビジネス関係者に対して礼節、礼儀を備えたコ
ミュニケーション方法や振る舞いを身につけます
・個人の言動、行動が相手にどのような影響を与えるのか認識します
・組織のエンゲージメント向上に必要な共感、賞賛の方法やメンバー同士が互いに成長を実感できるポイントなど理解します
【モデルプログラム】(例:3時間~4時間/カスタマイズ可能) 1 シビリティとは~今日、注目を集めている背景~ 2 シビリティが職場に与える影響 ワーク①(自己点検:セルフチェック) ワーク②(職場点検:シビリティがある職場になっているか?) 3 インシビリティとは~放置するとハラスメントの温床に~ ワーク③(無意識の偏見がもたらすインシビリティな言動、行動) 4 シビリティを高めるためのコミュニケーションと行動変容 5 シビリティの溢れる組織づくりに向けて ~シビリティのある組織の強みと人材育成~ 6 シビリティとDE&Iの関係構築、好循環に向けて |
その他の組織内研修のご案内
「管理職に向けて研修を行いたい」
「対象者を選抜して長期の育成を行いたい」
「全社員向けにオンライン講演会を行いたい」
など、ご要望に応じてオーダーメイドの対応をさせていただくため、研修の効果が高いことが特徴です。
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