雇用システム研究センターご紹介

労働力の高齢化、経済・産業社会の構造転換のなか、日本的雇用慣行の行方が問われ、雇用処遇問題は、より多面的な研究が求められる情勢にあります。
雇用システム研究センターは、雇用処遇に関する国内外の諸課題について、理論・政策・実務の各側面から調査・研究と提言を行い、産業界労使に指針を提示し、研究成果の普及にあたることを目的に設立されました。1994年4月、現名称に改称し、本格的な成熟社会におけるワークライフバランスと競争力のある人事賃金のあり方、そして雇用システムのあり方について、より積極的に活動を展開しています。

【設立年月】
1984年4月

所長

所長

今野浩一郎(いまの こういちろう)

略歴

1946年(昭和21年) 東京生まれ
1971年(昭和46年)3月 東京工業大学理工学部経営工学科卒業
1973年(昭和48年)3月 東京工業大学大学院理工学研究科
(経営工学専攻)修士課程修了
1973年(昭和48年)4月~
1980年(昭和55年)3月
神奈川大学工学部工業経営学科助手
1980年(昭和55年)4月~
1982年(昭和57年)11月
東京学芸大学教育学部講師
1982年(昭和57年)12月~
1992年(平成4年)3月
同 助教授
1992年(平成4年)4月~
2017年(平成29年)3月
学習院大学経済学部経営学科教授
2017年(平成29年)4月~
現在
学習院大学 名誉教授
2012年(平成24年)1月~
現在
雇用システム研究センター・所長

研究業績

  • 『ソフトウェア産業と経営』(東洋経済新報社、90年)
  • 共著『アジアの工業化と技術移転』(アジア経済研究所、90年)
  • 共著『こういう組織が技術者を活かす』(日本実業出版、91年)
  • 共著『大卒ホワイトカラーの人材開発』(東洋経済新報社、91年)
  • 編著『外国人研修生』(東洋経済新報社、91年)
  • 編著『給与ショック』(読売新聞社、93年)
  • 『能力開発と自己啓発』(日本労働研究機構、93年)
  • 『研究開発マネジメント入門』(日本経済新聞社、93年)
  • 監修『よみがえれホワイトカラー』(工業調査会、94年)
  • 共著『資格の経済学』(中央公論社、95年)
  • 『人事管理入門』(日本経済新聞社、96年)
  • 『勝ちぬく賃金改革』(日本経済新聞社、98年)
  • 共著『中国企業の経営と雇用管理』(日本労働研究機構、99年)
  • 共著『マネジメントテキスト―人事管理入門』(日本経済新聞社、02年)
  • 編著『個と組織の成果主義』(中央経済社、03年)
  • 共著『能力・仕事基準の人事・賃金改革』(社会経済生産性本部、03年)
  • 共著『東京に働く人々』(法政大学出版局、05年)
  • 『ビジネスキャリア検定試験標準テキスト 人事・人材開発3級』(社会保険研究所、07年)
  • 『ビジネスキャリア検定試験標準テキスト 労務管理3級』(社会保険研究所、07年)など
  • 共著『人事マネジメント』(ミネルバ書房、09年)

活動概要

人口構成の高齢化と若年労働力の減少、国際競争の激化による経済成長の鈍化、職業やライフスタイルに対する価値観の変化などによって、日本の労働市場は大きな変容を遂げつつあります。雇用システム研究センターは、このような環境変化に対応した、新たな人事・賃金政策を調査・研究しています。
また、調査・研究の成果は人事管理、賃金管理、人事考課、生産性成果配分などのテーマ別にセミナーを実施して普及活動を行っています。
さらに、企業、労働組合の抱える固有の課題解決のため、個別企業と労働組合を対象とする指導・相談と委託調査も行っています。

お問い合わせ先

〒102-8643 東京都千代田区平河町2-13-12

日本生産性本部 雇用システム研究センター

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