『サプライチェーン見える化』コンサルティング

今、多くの企業が抱えている悩みごと

これまで「放置」「放任」「調達任せ」にされてきたサプライチェーンの問題が、多くの企業で『経営問題』となっております。現場では、次のような問題が発生しています。

    • 調達面
      • 安定調達の不備・素材の高騰と収支への影響が不明で自前主義の限界が発生している
      • 国際物流が混乱し、安定生産・安定工場操業ができずコストアップ/納期遅れ・在庫切れが発生している
      • 増産時/減産時のサプライヤへの影響度が把握できていない
      • 国内外のサプライヤとの納期設定が合意できておらず、生産計画に不備が発生している
      • 特定のサプライヤの供給不安による生産混乱が長期的・慢性的に発生している
      • 海外現地生産/移管・事業承継/事業譲渡によって、国内サプライヤが生産中止・廃業に陥っている
      • 国際船便の混乱やコンテナ不足に伴う航空便多用によってコストアップしている
    • 管理面
      • 早期にリスク情報を入手して経営判断をしたいが、過去の延長線のままで管理体制が未整備となっている
      • 老朽化設備のメンテナスパーツの供給がストップ、または廃却され、生産中止に追い込まれている
    • 組織面
      • 指示待ち組織から脱却できていない
      • ベテラン管理監督者・作業者退職による不適合品発生が発生し、品質不安定/供給量のバラツキが発生している

『サプライチェーン見える化』コンサルティングの特徴

  • 様々な業種・業態での支援実績があり、最適な支援が可能
  • 「プロダクトアウト」な支援ではなく、貴社ニーズにあわせたカスタマイズが可能
  • 賃率最適化・加工費最適化・管理費最適化設定等のシステム化と並行して、改善活動を通した自走組織を実現するための人財育成を実施
  • 設計・収支悪化・安定供給リスクを同じ基準で理解し、組織の風通しを良くする改善を実施

『サプライチェーン見える化』コンサルティングの流れ

進め方(例)
Step 内容 詳細
1 『サプライチェーン見える化』の要件定義 経営意思を持ったサプライチェーンのありたい姿と現状とのギャップ把握
2 現在のマネジメント体制
サプライチェーン評価
危機事象設定・脆弱性評価〔レジリエンス〕・リスク評価・「レアメタル」等の川上対応・内外作企画・衛星サプライヤ設定
3 業務プロセス各機能評価 構想・詳細設計・RFQ〔見積仕様確定〕・ソーシング〔情報蓄積/収集・見積分析・コスト査定〕・サプライヤ決定〔サプライヤ2次~5次等見える化(調達マスタ整備/物量パラメータ設定)〕・契約管理〔リスク検証〕・BOM内容・調達実行自動化レベル・日常管理・サプライヤマネジメント〔サプライヤ監査・与信・データベース管理・変化点管理〕・調達物流評価・生産物流評価・販売物流評価
4 組織構造評価 職務分掌再定義・管理方法再定義・メッシュ/KPI
5 『サプライチェーン見える化』のためのアクションプラン設定 ブレークダウン・メソッド、合意形成・キックオフ
レポートライン
トップの初志貫徹ブレない活動徹底・自走基準
6 モニタリングと効果検証システムの整備 アクションプラン実行・進捗管理・着地管理
スイッチングコスト・サプライヤ開拓指導管理費・評価コスト・生産準備費用
7 情報システム要件定義〔改修等〕 生産管理システム〔MES/SCP/SCE等〕・原価管理システム・調達システム等必要時、社内関連部門・ベンダとの打合せ
スマート工場リンク・ミズスマシ少人化
8 その他新たなニーズ エンティティリスト〔米商務省発行取引制限リスト〕等BCP対応迅速化・EU人権侵害輸出管理・サプライヤグリーンファイナンスデータ連携〔設計/生産管理/MES/調達〕・ZEROスコープ1/2/3展開

期間

支援範囲・内容により約4~6ヶ月程度

支援実績 〔機械メーカ・エレクトロ二クスメーカ・食品メーカ等〕

『サプライチェーン見える化』を実施する中で、社内知見や経験が不足している企業を多く目の当たりにしてきました。「仕組み」に「魂」を入れるために、以下内容をアクションプランに追加して、確実な運用ができるように浸透の強化を進めました。期間は企業規模/範囲や内容によりますが、通常経年変化を見ることが重要なため、数年となる場合が多いです。

支援実績
No. 内容 〔例〕 詳細
1 サプライヤ能力の目利き向上 品質・技術力・納期対応力・柔軟性・コスト対応力等評価
2 サプライチェーンの司令塔設定 CSCO〔チーフサプライチェーンオフィサ〕アサイン
効果検証・他社差別化
3 目利き力をもとにしたサプライヤと一体となった課題解決能力強化 IE/QC/VE/TPM/OR等利活用による課題解決
安定供給・共同VE/ムダ取り・業務改革/改善・情報シームレス化・生産計画改善
4 サプライチェーン全体を通したシステムアプローチ サービスレベル・トータルコストを加味した在庫量・在庫拠点・リードタイム・生産性・物流最適化 IT等情報システム
5 サービスレベル・トータルコストを加味した在庫量・在庫拠点・リードタイム・生産性・物流最適化 IT等情報システム 経営状況把握・協働サプライチェーン強化活動・仕様見直し パートナシップ構築宣言アクションプラン・ホワイト物流
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