工場カイゼン実践塾
地域経済を支える、中小・中堅の製造業の次世代を担う人材の育成を実践するプログラムです。特に改善能力の向上をめざします。
座学だけでは理解することが難しい「生産現場の改善ノウハウ」を、自社工場を教室として、「変える」「変わる」「変えた」のプロセスを経験することにより学びます。参加者は知識と実践の両方を学び、終了後には「社内の改善推進者」として活躍することができます。
また参加企業は、プロの経営コンサルタントの指導を受けることによって、現場改善を進めることができます。改善は1社だけではなく、プログラムに参加する複数の企業で同時に行うため、効果が地域全体に広がります。
地元企業活性化に役立つプログラム
地元企業活性化に役立つとして、7都道府県で開催した実績があり、多数の企業が3年~7年間にわたり継続して参加しています。
参加企業では以下のような成果が表れています。
- 2S(整理・整頓)実施箇所400件、仕掛品1,000万円削減
- 組立ラインの能力アップ、日産20%アップ達成
- 部品庫の2S(整理・整頓)の徹底、発注点方式により在庫量40%削減など
プログラムの特徴
「教室で学ぶ」だけではなく、「工場現場で実践的に活動」します
座学研修では、モノづくりを行ううえで欠くことのできない基礎理論について学びます。
また座学の理解だけでなく、個別の企業向けにコストダウン・短納期生産指導コンサルティングを行っている経営コンサルタントとともに参加企業の工場を訪問することにより、製造業では避けて通ることのできない「コスト構造変革」について問題・課題発見の眼を養います。座学研修と工場訪問の両輪を回すことにより、知識と実践の両方を学ぶことができ、さまざまな現場の問題に「気づき」、その問題を主体的に解決できる人材を育成します。
「社内の改善推進者」として、業績管理資料(損益計算書、製造原価報告書、管理会計)上の改善検討を行うことができるレベルまで参加者を導きます。
「成果」を測る具体的なモノサシがあります
ペーパーテストでインプットの効果を測るのではなく、成果指標として実際の「改善効果:収益力強化」を据え、この指標により成果を確認できます。
質の高いカリキュラムを提供します
全国各地でプログラムを開催している経験豊富な経営コンサルタントが、参加企業の工場を事前に訪問し準備することで、最適なカリキュラムを提供します。
現場で学んだ知識をすぐ活用できます
それぞれの企業の現場改善に必要な知識を学ぶことができ、すぐに実際の現場で活用することができます。
費用負担を軽減でき、費用対効果が上がります
参加企業と自治体が共同で費用を負担することにより、企業単体でのコンサルティングの導入と比較して、費用負担の軽減が図れます(参加者は20名~45名を想定)。
参加企業と参加者双方の成長が期待できます。
研修終了時には、参加者自身が社内の改善推進者としての成長を遂げることができると同時に、現場の改善活動を進めることができます。
地域全体に効果が波及します
1社だけでなく、複数社(3~5社)同時に改善を行うため、効果が地域に広がり、地域経済の発展にもつながります。
プログラムの構成
初級コースから、個別指導を含んだ本格的な改善指導コースまで、幅広くプログラムを用意しています。
- 1日コース:2S(整理・整頓)中心
- 2日コース:2S(整理・整頓)中心+チェック・アクション
- 4日コース:2S(整理・整頓)+ムダ取り実施
- 4日コース+個別指導(2社/日・人まで)
- 実践塾方式(5社程度のグループ・コンサルティング)
その他、要望に応じて対応します。オプションや費用についてはお問い合わせください。
プログラムの詳細についてはこちら(PDF:1.00MB)をご参照ください。
お問い合わせ先
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日本生産性本部 コンサルティング部
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