サプライチェーン改革に向けた『コストテーブル整備』コンサルティング
今、多くの企業が抱えている悩みごと
- 管理面
- サプライヤの調達品サプライチェーンが不明で管理されていない
- 調達リスクのある品目の特定ができていない
- コストテーブルの利活用ができていないため、技術営業・開発・設計・製造・生産管理・調達・物流のコスト/サプライチェーン情報共有に不備が発生している
- 複数調達が可能なサプライヤ選定ルールが見える化できておらず、ブラックボックス化している
- コストテーブル改定ルール/運用ルールが10年以上未整備で、使えないデータとなっている
- コスト面
- 過剰な値上げ/価格改定が要望されているが、適正価格がどうかわからない
- 数年間、維持している調達価格が適正価格なのかわからず、利益が出ているかどうかがわからない
- 仕様決定・RFQ〔見積仕様書〕の組織的判断基準が不明確で、既存品の流用設計でコストアップしている
- 組織面
- 各部門のコストエンジニアの教育資料・引継ぎ資料が整備されていない
- 個別明細〔材料費/加工費/管理費/償却通函〕が不明で、複数見積りのみの引合至上主義に陥っている
『コストテーブル整備』コンサルティングの特徴
- 様々な業種・業態での支援実績があり、最適な支援が可能
- 「プロダクトアウト」な支援ではなく、貴社ニーズにあわせたカスタマイズが可能
- 賃率最適化・加工費最適化・管理費最適化設定等のシステム化と並行して、改善活動を通した自走組織を実現するための人財育成を実施
- 設計・収支悪化・安定供給リスクを同じ基準で理解し、組織の風通しを良くする改善を実施
『コストテーブル整備』コンサルティングの流れ
Step | 内容 | 詳細 |
---|---|---|
1 | 『コストテーブル』の利活用ステージ/要件定義 | 『コストテーブル』定義 利活用ルール・効果/要件定義 |
2 | 現在のマネジメント体制 | 既存の『コストテーブル』整備状況/運用状況確認 現状の『コストテーブル』適合性評価・不備内容確認コストテーブル体系/フォーマット評価 管理コスト最適化・衛星サプライヤ管理・内外作基準 |
3 | スキル棚卸 | 原価管理・経済性計算・経理知識・財務分析 IE利活用度・品質工学利活用度・VE利活用 材料工学・歩留り計算 生産設計・生産準備レベル・内外作基準・衛星サプライヤ利活用度 貿易知識・為替・主要商品市場 |
4 | 最適運用管理体制 | 属性分類・メンテナンスルール・情報共有ルール 情報システム・レアメタル/主要材料等所要量計算 各国規制・サプライヤ企業評価ランクリンク 相互関連コストテーブルリンク |
5 | 『コストテーブル』整備 アクションプラン設定 |
対象品目・戦略物資・グリーン調達・専用設備/汎用設備メーカ・治工具メンテナンス下請 ブレークダウン・メソッド,合意形成・キックオフ レポートライン |
6 | モニタリングと効果検証システムの整備 | アクションプラン実行・進捗管理・着地管理 |
7 | 情報システム要件定義〔改修等〕 | 生産管理システム〔MES/SCP/SCE等〕・原価管理システム・調達システム等必要時、社内関連部門・ベンダーとの打合せ |
8 | その他新たなニーズ | エンティティリスト〔米商務省発行取引制限リスト〕等BCP対応迅速化・EU人権侵害輸出管理・サプライヤグリーンファイナンスデータ連携〔設計/生産管理/MES/調達〕・ZEROスコープ1/2/3展開 |
期間
支援範囲・内容により6ヶ月~
支援実績 〔機械メーカ・エレクトロ二クスメーカ・食品メーカ等〕
『コストテーブル整備』コンサルティングを実施する中で、社内知見や経験が不足している企業を多く目の当たりにしてきました。「仕組み」に「魂」を入れるために、以下内容をアクションプランに追加して、確実な運用ができるように浸透の強化を進めました。期間は企業規模/範囲や内容によりますが、通常経年変化を見ることが重要なため、数年となる場合が多いです。
No. | 内容 〔例〕 | 詳細 |
---|---|---|
1 | 原価管理システム整備 | 原価管理方法の理解と対応 積算・査定・検証のスパイラルアップ |
2 | 2次~5次等サプライヤピラミッド 把握による安定調達化 |
ネックサプライチェーンの把握と未然リスク把握/見える化 効果検証・他社差別化 |
3 | 目利き力強化できる教育材料整備 | IE/QC/VE/TPM/OR等利活用による課題解決 汎用材料/特殊材料比較・チャンピオン購買・材料取り最適化・重複検査/業務の廃止・管理費削減・情報シームレス化・生産計画改善 |
4 | 科学的組織的コストダウンのレベルアップ | 「買い叩き」にならない根拠のある調達・値決め 成果折半による相互メリット享受・明確なサプライヤ共栄会運営 |
5 | サプライヤマネジメント | 経営状況把握・協働サプライチェーン強化活動・仕様見直し パートナシップ構築宣言アクションプラン・ホワイト物流 |
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