地方議会改革プロジェクト

地方議会改革を支援します。

地方議会評価モデルの構築と普及、議会活動の方向性づくりの支援を通じ、議会改革のバージョンアップと住民福祉の向上に貢献します。

地方議会改革プロジェクト

お知らせ

  • 「政策サイクル推進地方議会フォーラム」議会(事務)局分科会が提言を公表しました
    「議会からの政策サイクル」に伴走する議会(事務)局職員像の確立を――議会(事務)局職員の「補佐の射程」 (PDF:317KB)

    日本生産性本部では、2016年に有志の学識者や地方議員などで「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会」(座長=江藤俊昭・大正大学教授)を設け、2020年に「地方議会成熟度評価モデル」を開発。2022年度からは同モデルの実装化を通じて、地方議会におけるさらなる住民福祉の向上策を行ってきました。同年からは研究会を発展させる形で「政策サイクル推進地方議会フォーラム」を立ち上げ、「議会からの政策サイクル」のあり方を継続的に検討・研究しています。
    2023年7月には、江藤俊昭座長と議会(事務)局経験者(3人)で「議会(事務)局分科会」を設置(事務局:日本生産性本部地方議会改革プロジェクト)。「議会からの政策サイクル」の確立に不可欠な「チーム議会」の醸成に議会(事務)局が寄与していくことを目指し、現状の課題の分析、ミライの「議会(事務)局(職員)」のあり方について議論、検討を重ねてきました。
    この提言は「議会からの政策サイクル」を作動・構築している(あるいは指向している)全国の地方議会議員及び議会(事務)局職員に向けてのものです。議会活動のさらなる充実・強化、住民福祉の向上に寄与することを分科会メンバー一同、祈念しています。
    提言書のダウンロードはこちら(PDF:317KB)

  • 2024年5月25日(土)「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナー(報告会)
    「地方議会からの政策サイクル」と成熟度評価モデル~その現在・過去・ミライ~を開催します!

    このセミナーは、「政策サイクル推進地方議会フォーラム」の報告会を兼ねて開催するもので、これまでの「議会からの政策サイクルと成熟度評価モデル」実装化の取り組み、議会(事務)局分科会の成果と課題、今後の展望などについてバックキャストで議論します。
    お申し込みはこちら/プログラム詳細はこちら(PDF:544KB)

  • 2024年2月4日(日)公開セミナー「ミライの議員・議会のために ~住民福祉の向上と地方議会の政策サイクル~」を開催しました

    2023 年の統一地方選においても投票率の低下、無投票率の増加に歯止めがかからず、一部では女性議員が増えたものの、町村議会を中心に議員のなり手不足はより深刻化・クローズアップされました。本セミナーでは、議員のなり手とも密接にかかわるコミュニティのあり方やミライの地方議会・議員の姿について議論が行われました。多くの皆様のご参加ありがとうございました。

  • 政策サイクル推進地方議会フォーラム(PDF:177KB)」への参加登録を受け付けています

    議会からの政策サイクル」の推進に向けた学びと実践・相互交流の場として「政策サイクル推進地方議会フォーラム」を発足させました。詳しい内容、お申し込みはこちら(PDF:177KB)

  • 2023年5月27日(土)に「政策サイクル推進地方議会フォーラム」報告会を開催しました

    当日は、会場・オンラインで多数の皆様にご参加をいただきありがとうございました。当日の概要はパンフレット(PDF:461KB)をご覧ください。

地方議会成熟度評価モデル

議会改革を議会活動の最終的な到達点である住民福祉の向上につなげていくこと、 議会改革のバージョンアップをはかること、 従来の議会評価に見られた課題を克服することを目的として開発されました。

住民を起点とする政策立案・提言や議案審査、執行機関の監視活動、議会からの政策サイクルの作動による議会の価値創造プロセスに焦点をあて、 機関としての議会を包括的に評価することをめざしています。

議会が進むべき方向性や議会改革の方策について1枚のシートで検討を行っていく「議会プロフィール」と、議会運営に必要となる5つの視点に基づいて機関としての議会を包括的に現状分析するための「成熟度評価」の2つのツールで構成されています。

「成熟度評価」の5つの視点

「議会プロフィール」「成熟度評価の確認項目」はこちらからダウンロードいただけます



対話で住民福祉の向上を実現する

「地方議会成熟度評価モデルガイドブック」

本ガイドブックは、「地方議会成熟度評価モデル」を議会力向上のためにお役立ていただくための手引書です。この評価モデルを使った議会活動のふり返りと評価について説明に加えて、議会改革のバージョンアップに向けた評価結果の活用方法についてもご紹介しています。(販売価格 税込2,200円)

  • ご注文後、請求書をお送りします。指定の銀行口座へお振り込みください。振込手数料はお客様負担とさせていただきます。入金確認後の商品発送となります。

地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会(2016年-2021年)

      • 顧問:北川正恭 早稲田大学名誉教授/早稲田大学マニフェスト研究所顧問
      • 座長:江藤俊昭 大正大学社会共生学部教授
      • メンバー:会津若松市、あきる野市、飯田市、犬山市、大津市、可児市、甲府市、那覇市、西脇市、船橋市、武蔵野市、山梨県、陸前高田市の各地方議会の議員、議会事務局職員有志
      • 事務局:日本生産性本部
  • ご注文後、請求書をお送りします。指定の銀行口座へお振り込みください。振込手数料はお客様負担とさせていただきます。入金確認後の商品発送となります。

日本生産性本部では、2016年より、早稲田大学マニフェスト研究所と共催で、有志議員・議会事務局職員とともに「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会」をスタートさせました。

議会改革の今日的課題とは

21世紀に入り、地方分権改革の進展によって、執行機関では住民本位の行政経営が普及する一方、二元代表制の一翼を担う地方議会の改革は道半ばです。

現在、議会基本条例は全国で半数以上の地方議会が制定し、住民参加の促進や議員間討議の充実、情報公開などさまざまな取り組みも進められています。

しかし、議会改革の目標設定や評価手法は依然手探りとなっており
「基本条例制定後のステップがない」
「議会報告会の開催数など数値化できる事項で改革を評価しがちになる」
といった課題が指摘されています。
議会改革と議会活動について、質的な議論と評価の重要性が増しています。

議会による価値創造を目指して

議会改革の目的は「住民福祉の向上」です。

本研究会は、住民意見を起点とした議会の価値創造プロセス-「議会からの政策サイクル」理論(江藤俊昭座長提唱)を軸に、会津若松市議会(福島県)や飯田市議会(長野県)など先進地から得られた知見と、機関として優れた成果を生むために欠かせない組織マネジメントの考え方を組み合わることで、これからの時代の地方議会の役割や在り方、議会改革の評価方法の構築を進めてきました。

議会からの政策サイクルとは

「議会からの政策サイクル」は、議会が住民意見を吸い上げ、議員間の討議を通じ、時には執行部との機関競争も行いながら、議案審査・政策立案に効果的に反映させるための議会活動の基本的なプロセスです。決算・予算審査、総合計画の策定・監視など、議会が政策過程全体にかかわることで、住民福祉の向上を図ります。

議会改革における「議会からの政策サイクル」
議会からの政策サイクル

活動の実績

2016年

地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会を設置。政策サイクル論および先進議会の事例を研究。

2017年

地方議会の総合計画への関与、行政評価と連動した予算・決算審査のあり方、議事機関評価の課題等を研究。

2018年

「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会報告書」を取りまとめ。

「地方議会議員フォーラム2018」を開催。

地方議会議員フォーラム2018
地方議会議員フォーラム2018(2018年4月21日)
2019年

研究成果を集約した「地方議会評価モデル」を構築。

2019-2020年の地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会
「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会」(2019年10月11日/2020年2月7日)
2020年

「地方議会評価モデル」と「議会プロフィール」を発表。

議会での試行がスタート。

メディア掲載


関連リンク


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