地方議会改革プロジェクト
地方議会改革を支援します。
地方議会評価モデルの構築と普及、議会活動の方向性づくりの支援を通じ、議会改革のバージョンアップと住民福祉の向上に貢献します。

お知らせ
- 2025年5月24日(土)13時10分~17時30分 公開セミナー「『地方議会からの政策サイクル』と成熟度評価モデル、議会DXのミライ」を開催します
第1部は「政策サイクル推進地方議会フォーラム」の報告会で2024年度の「地方議会の政策サイクルと成熟度評価モデル」実装化の取組みをご紹介。第2部は政策サイクルにも関わる議会DXの取り組み、展望などをバックキャストで議論の予定です。詳細・お申し込みはこちら。チラシはこちら(PDF:177KB)
- 「政策サイクル推進地方議会フォーラム(PDF:621KB)」2025年度メンバーの参加登録を受け付けています
「議会からの政策サイクル」の推進に向けた学びと実践・相互交流の場として「政策サイクル推進地方議会フォーラム」を発足させました。詳しい内容、お申し込みはこちら(PDF:621KB)。
- 2025年2月2日(日)公開セミナー「ミライの議員・議会のために~コミュニティと『地方議会からの政策サイクル』~」を開催しました
議員のなり手や政策形成に密接にかかわるコミュニティのあり方やその活性化、ミライの地方議会・議員のあり方や両者の関係など議論しました。
- 「政策サイクル推進地方議会フォーラム」議会(事務)局分科会が提言を公表しました
「議会からの政策サイクル」に伴走する議会(事務)局職員像の確立を――議会(事務)局職員の「補佐の射程」 (PDF:317KB)議会からの政策サイクル」の確立に不可欠な「チーム議会」の醸成に議会(事務)局が寄与していくことを目指し、現状の課題の分析、ミライの「議会(事務)局(職員)」のあり方について議論、検討を重ねてきました。
- 2024年5月25日(土)「政策サイクル推進地方議会フォーラム」公開セミナー(報告会)
「地方議会からの政策サイクル」と成熟度評価モデル~その現在・過去・ミライ~を開催しました。「政策サイクル推進地方議会フォーラム」の報告会を兼ねて開催し、「議会からの政策サイクルと成熟度評価モデル」実装化の取り組み、議会(事務)局分科会の成果と課題、今後の展望などについて議論しました。プログラムはこちら(PDF:544KB)。
地方議会成熟度評価モデル
議会改革を議会活動の最終的な到達点である住民福祉の向上につなげていくこと、 議会改革のバージョンアップをはかること、 従来の議会評価に見られた課題を克服することを目的として開発されました。
住民を起点とする政策立案・提言や議案審査、執行機関の監視活動、議会からの政策サイクルの作動による議会の価値創造プロセスに焦点をあて、 機関としての議会を包括的に評価することをめざしています。
議会が進むべき方向性や議会改革の方策について1枚のシートで検討を行っていく「議会プロフィール」と、議会運営に必要となる5つの視点に基づいて機関としての議会を包括的に現状分析するための「成熟度評価」の2つのツールで構成されています。
「成熟度評価」の5つの視点


「議会プロフィール」「成熟度評価の確認項目」はこちらからダウンロードいただけます
「地方議会成熟度評価モデルガイドブック」

本ガイドブックは、「地方議会成熟度評価モデル」を議会力向上のためにお役立ていただくための手引書です。この評価モデルを使った議会活動のふり返りと評価について説明に加えて、議会改革のバージョンアップに向けた評価結果の活用方法についてもご紹介しています。(販売価格 税込2,200円)
- ※FAX申込用紙はこちら
- ※ご注文後、請求書をお送りします。指定の銀行口座へお振り込みください。振込手数料はお客様負担とさせていただきます。入金確認後の商品発送となります。
地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会(2016年-2021年)
- 顧問:北川正恭 早稲田大学名誉教授/早稲田大学マニフェスト研究所顧問
- 座長:江藤俊昭 大正大学社会共生学部教授
- メンバー:会津若松市、あきる野市、飯田市、犬山市、大津市、可児市、甲府市、那覇市、西脇市、船橋市、武蔵野市、山梨県、陸前高田市の各地方議会の議員、議会事務局職員有志
- 事務局:日本生産性本部
- 「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会」報告書サンプル(PDF:246KB)
(税込2,200円、2019年3月刊行、A4判、101頁)
- ※FAX申込用紙はこちら
- ※ご注文後、請求書をお送りします。指定の銀行口座へお振り込みください。振込手数料はお客様負担とさせていただきます。入金確認後の商品発送となります。
日本生産性本部では、2016年より、早稲田大学マニフェスト研究所と共催で、有志議員・議会事務局職員とともに「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会」をスタートさせました。
議会改革の今日的課題とは
21世紀に入り、地方分権改革の進展によって、執行機関では住民本位の行政経営が普及する一方、二元代表制の一翼を担う地方議会の改革は道半ばです。
現在、議会基本条例は全国で半数以上の地方議会が制定し、住民参加の促進や議員間討議の充実、情報公開などさまざまな取り組みも進められています。
しかし、議会改革の目標設定や評価手法は依然手探りとなっており
「基本条例制定後のステップがない」
「議会報告会の開催数など数値化できる事項で改革を評価しがちになる」
といった課題が指摘されています。
議会改革と議会活動について、質的な議論と評価の重要性が増しています。
議会による価値創造を目指して
議会改革の目的は「住民福祉の向上」です。
本研究会は、住民意見を起点とした議会の価値創造プロセス-「議会からの政策サイクル」理論(江藤俊昭座長提唱)を軸に、会津若松市議会(福島県)や飯田市議会(長野県)など先進地から得られた知見と、機関として優れた成果を生むために欠かせない組織マネジメントの考え方を組み合わることで、これからの時代の地方議会の役割や在り方、議会改革の評価方法の構築を進めてきました。
議会からの政策サイクルとは
「議会からの政策サイクル」は、議会が住民意見を吸い上げ、議員間の討議を通じ、時には執行部との機関競争も行いながら、議案審査・政策立案に効果的に反映させるための議会活動の基本的なプロセスです。決算・予算審査、総合計画の策定・監視など、議会が政策過程全体にかかわることで、住民福祉の向上を図ります。

活動の実績
- 2016年
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地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会を設置。政策サイクル論および先進議会の事例を研究
- 2017年
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地方議会の総合計画への関与、行政評価と連動した予算・決算審査のあり方、議事機関評価の課題等を研究
- 2018年
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「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会報告書」を取りまとめ
「地方議会議員フォーラム2018」を開催
地方議会議員フォーラム2018(2018年4月21日) - 2019年
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研究成果を集約した「地方議会評価モデル」を構築
「地方議会における政策サイクルと評価モデル研究会」(2019年10月11日/2020年2月7日) - 2020年
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「地方議会評価モデル」と「議会プロフィール」を発表
議会での試行がスタート
- 2021年
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試行評価の結果を反映して修正を加えた「地方議会成熟度評価モデル」を発表。同モデルは議会プロフィールと16問の成熟度評価で構成される
- 2022年
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「地方議会成熟度評価モデルガイドブック」を刊行
全国地方議会サミットの議会セッションにて「地方議会成熟度評価モデル」について報告(5月)
「政策サイクル推進地方議会フォーラム」立ち上げ。キックオフシンポジウムの開催(7月)
先進事例に学ぶ「議会からの政策サイクル」勉強会の実施(11月)
「note」による事例紹介の開始
- 2023年
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「政策サイクル推進地方議会フォーラム」年次報告会の開催(5月)
「政策サイクル推進地方議会フォーラム」議会事務局分科会開催
「政策サイクル推進地方議会フォーラム」立ち上げ。キックオフシンポジウムの開催(7月)
公開セミナー「ミライの議員・議会のために~住民福祉の向上と地方議会の政策サイクル~」開催(2月)
メディア掲載
- 月刊『ガバナンス』2020年6月号の議会改革リポート(PDF:2.5MB)
- 『自治日報』2020年7月17日号3面(PDF:633KB)
- 『地方財務』2020年10月号、12月号
- 月刊『ガバナンス』2021年5月号「地方議会評価モデル説明会」(PDF:0.5MB)
- 『自治日報』2021年3月12日号3面「地方議会評価モデル説明会」
- 『議員NAVI』2021年3月25日付、同4月12日付「地方議会評価モデルの挑戦(上)・(下)」
個別に議会や議会事務局向けの説明会も承っております。
地方議会評価モデルなどについて、詳しくお知りになりたい方は、下記のお問い合わせ先よりお気軽にご連絡ください。
お問い合わせ先
〒102-8643 東京都千代田区平河町2-13-12
日本生産性本部
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