モノづくり現場の人づくり・現場力向上リーダー育成プログラム

モノづくり現場のリーダーにはQCDSE(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期、Security:安全、Environment:環境)を維持・向上する能力が求められ、これらの能力をバランスよく強化することが重要です。そのためには、①問題発見や課題解決に必要な体系的な知識、②担当業務についての専門的なスキルや経験、③コミュニケーションを円滑にする意識や心構え、さらにこれらを実践する力が必要です。

現場力向上リーダー育成プログラムは、体験型学習を通じて、モノづくり企業のリーダー養成を支援します。

以下のような悩みを抱えている企業におすすめします。

  • 現場の課題解決・改善が進まない、現場力が落ちてきている
  • ベテランと若手の間にギャップがあり、技能伝承が遅れている
  • 研修は実施しているが、現場での実践行動に結びついていない
  • 小集団活動を休止しているため、チームワークやコミュニケーション力が弱い
  • 海外展開強化中で、人材が海外流出し、国内マザー工場の人材が手薄
  • 人員を減らしたため、管理職やスタッフも多忙であり、現場リーダー育成の機能が働いていない

特徴

体験型学習による実践力の向上

能力は単なる知識教育だけでは身につきません。どのような状況に対してどの手法や考え方を適用するか、実際に経験してみないと、知識を継続的・自律的に活用することはできません。本プログラムでは、現場リーダーが実際に直面している課題を取り上げ、現場改善・コストダウン活動などを指導してきたコンサルタントが、課題解決まで直接指導し、実践力を高めます。また、受講者に達成感を感じてもらうことにより、自信に満ちた現場改善リーダーを育てます。

バランスのよい能力の育成

現場リーダーは実務経験を通じて、専門的知識や技能、判断力などを身につけます。しかし課題解決のためには、さらにムダ・ロスの視点、課題解決の進め方・手法、生産管理の基礎などの知識も必要になります。プログラムはこれらの知識を補い、リーダーとしてバランスのよい能力を育成します。

現場活力を高めるリーダーシップ

現場リーダーが課題解決を進めるには、まわりのメンバーを巻き込み、やる気にさせることが必要です。そのためには、まずリーダー自身の意識変革、リーダーシップ、コミュニケーション能力を向上する必要があります。プログラムでは体験型のコミュニケーション研修を取入れ、リーダーの意識変革を促します。

自立型人材の育成

課題解決・改善活動は継続的な実践が必要です。そのためには解決・改善の喜びを知ることが重要です。上から押しつけられるのではなく、自ら「やりたい」と思う課題に挑戦し、達成の喜び、成功体験を知ることにより、自ら主体的に動くことができるリーダーを育てます。

課題解決のプロセスと育成する能力の関係

プログラム

標準的なプログラムは以下の通りです。

対象人数
1クラス15名
所要期間・日数
6ヶ月・計10日間(集合研修6日間+現場個別指導4日間)
  • 対象者数や期間・日数、テキストのカスタマイズなどは相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。

プログラム導入企業・参加者の声

職場の問題が再認識でき、いろいろ気づかされることがあり、実のある研修だった。

かなり自分のスキルアップになった。

ストーリー性を持つことが、問題解決の近道だと確認できてよかった。

ここまで自分で活動できるとは思っていなかったので満足しています。ありがとうございました。

とても楽しく、やりがいがありました。

自分の職場の現状が良くわかり、大変役に立ちました。

今回の研修で、今まで体験できなかったことが体験でき、自分自身を振返り、周囲が見られるようになりました。

この研修を終えて、終わったというよりこれから先が長いと思いました。学んだことを思い出し、改善・解決していきたいと思います。

非常によい経験をさせていただきました。今後のプレッシャーもありますが、楽しかったです。今後も「楽しむ」を基本にがんばっていきたいと思います。

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